殴り込み事件とオートバイ事故のときのビートたけし
芸人・たけしの危機は二度。 いわゆる〈フライデー殴り込み事件〉のあと、謹慎処分を受けた(86年12月~翌年8月)。愛人だった女子大生のことを報道されたこと(というよりも、女子大生への思いやりのなさ)に腹を立て、さらに 続きを読む 殴り込み事件とオートバイ事故のときのビートたけし
音楽と映像に片想いする言葉。詩の紹介やエッセイ。
芸人・たけしの危機は二度。 いわゆる〈フライデー殴り込み事件〉のあと、謹慎処分を受けた(86年12月~翌年8月)。愛人だった女子大生のことを報道されたこと(というよりも、女子大生への思いやりのなさ)に腹を立て、さらに 続きを読む 殴り込み事件とオートバイ事故のときのビートたけし
TV史的によく取り上げられるのは、『天才たけしの元気が出るテレビ』(85年4月~96年10月)だ。セットに江口寿史のマンガのキャラクター=トーマス兄弟が使われていた。現在も氾濫するスタジオにいる人間がビデオを見てコメン 続きを読む ビートたけし司会の長寿TV番組
そのころのたけしはこんな感じ。 (1)スタジオ収録の番組で、お巡りさんの扮装をしたたけしが自転車こいでくる。そのままスピードをゆるめず、セットにぶつかるという必然性のないドタバタ。ギャグそのものよりも、あえてそういうバ 続きを読む ビートたけし絶頂期の笑いの取り方
でも、たけし本人にはアナクロに向かう必然性もあって、浅草出身のコメディアンって過去がある。長い下積みの汚れをひきずっていた。 そんなたけしのスケールを大きくさせたのが、新宿系文化人の大御所・大島渚監督による映画『戦場 続きを読む ビートたけしが映画俳優に進出
太宰治の絶筆で発端部しかない『グッドバイ』をケラリーノ・サンドロビッチが手がけると、どうなるか。とうぜん、欠けている部分はケラが書き、演出する。 最近は、他人の書いたホンで演出する仕事も多いケラ。出だしは、セリフもわ 続きを読む KERA MAP #006『グッドバイ』大阪公演の客席の反応は上々だった
「ユリイカ 2015年10月臨時増刊号 総特集◎KERA/ケラリーノ・サンドロヴィッチ -有頂天、ナゴムレコード、ナイロン100℃・・・』 ⇒ 詳細はこちら ※特集本の出版がつづくケラ、来阪公演に合わ 続きを読む ナイロン100℃『百年の秘密』大阪公演
たけしは、たとえば、水戸黄門について、 「あんなジジイが日本中歩き回れるか」 みたいな発言をして、〈ハガキ職人〉と呼ばれるリスナーたちの投稿心をあおる。この一文を見ても、その後のラジオや雑誌の投稿がビートたけしの影響 続きを読む 職人魂に火をつけるビートたけしのラジオ・トーク
日曜日の午後2~4時、『どこいこ』の2時間特番。これはもう番組改編期のおなじみになっているけど、つづけて、4時~読売テレビに移って、1時間半特番『やすとものキワキワライン2』があった。これは単発だけれど、前回好評だった 続きを読む やすとも3時間半の特番
ところが、一種の社会現象と化していた漫才ブームを語りたい学者たちにとって、これほどとっつきのいい入口はなかった。 ツービートのもうひとつの売りに、〈年寄り〉や〈ブス〉の悪口を言うというのがあった(彼らの当時の著書のタ 続きを読む TVではおもしろくなかったツービート
80年代以降の笑いの世界では、この人がキングということになってる。 漫才ブームの象徴的な部分をひっぱったという役割、若い世代にあたえた影響力、視聴率の実績、その後の風格からして、当然と言うしかない。 しかし、人間の 続きを読む ツービートの伝説的ギャグ