海原やすよ・ともこ、出番は 8組目。トップのフットボール・アワーやブラマヨなどM-1王者は4組ほど登場したあと。やすともの漫才でも、客はよく笑ってた。ネタはおなじみのものをアレンジしたもの。てか、毎回微妙にちがうのが彼女たちのスタイルだ。ルーズなつなぎで、時間がきたら引き上げる感じ。特別、THE MANZAI用にねり上げてきた風じゃない。中川家とならんで、舞台ですべったことがないと豪語するだけに余裕がある。
ビートたけしのコメントはそれまでの出たコンビに対するものの中で、いちばん長かった。
「いまの女の人の漫才でいちばんうまいんじゃないのー。いま、最高にうまいよ。おもしろいし。で、女感じないもん。男の漫才を聞いてるような」
そうか、〈題材は女性ならでは。技術は男レベル〉なんだ。フツーは、女ってことに逃げるからなー。
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