昨日の記事はTHE MANZAI放送中にアップした。最後まで見たら、今回は〈一番〉を決めるコンテストじゃないけれども、
「特別に〈たけし賞〉ってのがあったとするなら」
とビートたけしがふられていた。他のコンビ名はいっさい出さずに、
「いちばんよくがんばったのは、女の子のコンビだよな」
と言い切った。やすよ・ともこのことだ。
「これだけ男いて、あれだけ笑いとったら、すごいよ」
歴代のM-1王者、コンテスト時代のTHE MANZAI王者が軒並み、さらには、すべらない話の王者まで出演している中で、たけしが選んだのは、賞レースとは無関係に漫才をつづけてきた、やすともだったのだ。べつに、他のコンビの内容が悪かったわけじゃないから、M-1のはじまった2001年以来、この15年間の漫才の頂点に立ったと言っていい。
本人たちは、
「キンチョーした甲斐がありました」
なんて言ってて、必ずしも本調子ではなかったし、ネタも前回の『ENGEI グランドスラム』と内容がかぶらないように東京人と大阪人を比較するネタをやった。それで、たけしにあんだけの評価をさせるんだから。
おめでとう、やすよ・ともこ。M-1がはじまるまえからのファンとして、うれしい。
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