第2話 呪いの怪人フランケルゲ

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超人バロム・1 第2話

超人バロム・1 第2話

脚本:伊上勝/監督:折田至

 冒頭、木戸刑事が凶悪殺人犯を護送中のパトカーにトラックが突っ込む。ドルゲが影で操っていたのだ。前回の人選ミスを反省したらしい。凶悪犯は手錠をはずすと、気絶している木戸刑事の拳銃を奪って逃げる。

 一方、健太郎と猛はバロム・1の超能力をためすために、変身の練習。しかし、ただぶつかっても変身できない。コプーはなぜそんな、いちばん肝心なことを教えてないんだ。

 その間にも凶悪犯は逃走をつづけ、地下に落とされ、ついたところが、かわいいマークのあるドルゲ基地。説明され、
「悪いことならなんでもやってやる」
 と承知して、フランケルゲとなる。その姿はコンセプトに一貫性が見られない。素顔の方がよっぽどコワい顔だ。

 健太郎と猛はなんとかバロムクロスを発見し、バロムフライなどと跳躍の練習していると、叔父の松五郎が猛をさがしにくる。
「おやじさんがたいへんなんだ」
 3人が去ったあと、なぜだかマンホールからフランケルゲが顔を出して、ひとりごと。
「この目で見た正義のエージェント。そのバロム・1も2人がいっしょでなければ変身できん。1人ずつ殺すのだ」
 これがしばらくドルゲ側の方針となる。

 病院では、医者が木戸刑事が危機的状況にあることを告げる。肉体よりも精神的ショックで。うわごと言ってる。銃を奪われるのは『野良犬』の昔からあるパターンだが、警視庁の鬼刑事がその程度の精神的ショックで死にそうになってていいのか。

「おれが銃を見つけてやる」
 いきり立った猛は健太郎をわきに呼び、バロム・1になろうともちかける。
「ことわる。バロム・1は個人の目的のために動いちゃいけないんだ」
 それはそうなんだが、この時期はまだ健太郎の優等生ぶりがちょっと鼻につく。

 ドルゲはミスター・ドルゲという室田日出男そっくりの金持ちの姿になり、車椅子で召使いを連れ、記者たちに囲まれ、わざわざ東京タワーの展望台から健太郎と猛がケンカ別れするようすを望遠鏡を見ている。

 健太郎はボップが鳴りだしたので、いっしょに見舞いにきてた母親に急用を思い出したと言って(親に言う理由か?)、もどる。

 1人アントマンにやられる猛の救援にかけつけた健太郎はこれにつかまれとロープをたらす。追い込まれた2人が変身しようとしてもできない。ボップの友情バロメーターが0になってるからだ。ここまで助けにきたのがなによりの友情の証じゃないのか。

 しかたない。2人はとってつけたように、ケンカの原因となった互いの非をわびる。とたんに、バロメーターの針はいっぱいにふりきれる。ボップ、調子が悪いのか?

 めでたく変身して、あっさりフランケルゲをやっつけると、父親の拳銃を拾って帰る。

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 ⇒ 呪いの怪人フランケルゲ
 

 
 
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