清水富美加はキュウソネコカミよりKANA-BOONの方が断然好き

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 『HEY! HEY! NEO! 』 にキュウソネコカミのファンとしてVTR出演した清水富美加は長嶋茂雄的な独特の言語感覚で、キュウソネコカミの魅力を語った。

 その中で、スタッフから、KANA-BOON も好きだと聞いてるけど、どちらが好きかと問われ、
「KANA-BOON 」
 と断然つきでキッパリ宣言した。

 番組のトップに出演したのがKANA-BOON でキュウソネコカミは3番手。世間では、この2つのバンドはおなじくくりで語られることが多い。清水富美加のコメントを聞いたキュウソネコカミの方は、
「うれしい」
 と言っていた。芸人風に言うと、おいしいってことだね。愚痴や不満を歌詞にするのがキュウソネコカミの芸風だから。世間的にはそういう扱いの方がたすかる。

 清水富美加は最近露出がふえているけど、どうもパッとしない。このコメントはひさびさに〈らしさ〉が少し出ていた。

 彼女は下積みがけっこうある。原因のひとつに場の空気を読むことがあるんだと思う。出しゃばらないのね。たとえば、『まれ』で共演した高畑裕太と別番組にいっしょになるときは、役柄の一子と洋一郎の関係性を反映させて、とことん冷たくあしらう。そこらは心得たもので、残酷なふるまいとてもが似合う。が、それは作り手の期待にこたえて演じているだけだ。カンのよさが裏目に出てしまう。

 カンの、ということで言えば、菅野美穂。菅野美穂がヴァラエティに出ると、自分が場を楽しんでしまって、〈女優〉とか〈宣伝のために出演している〉という立場を忘れる。作り手が用意している枠を超えてしまう。そこが見ている方はおもしろい。

 清水富美加の場合は「いまはあなたが好きにしゃべっていい時間ですよ」ということにならないと、スイッチが入らない。生かすも殺すも作り手のセンスにかかっている。

 参考までに記すと、『HEY! HEY! NEO! 』 の他の出演者は、MAN WITH A MISSON 、ベッド・イン、そして、水曜日のカンパネラだった。
 
 
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