第2弾。学生時代の愛読書はジョーク集。残念ながら、絶版なので、復刻を願って、収録ジョークをいくつか抜粋して紹介。
世界ジョーク ラテン・アメリカ編
●子供が歴史の宿題をしていた。その横で父親が新聞を読んでいる。
「パパ、西ゴートを倒したのは、だれ?」
「知らないなあ。まだ、スポーツ面を見てないから」
●夜遊びして遅く帰ってきた息子を父親がしかっている。
「わしが若い頃は、10時には必ず寝るように親父にしつけられたものだ」
「変わった親父さんだったんだねえ」
「なんだと! おまえの親父よりはずっとましだ。このろくでなしめ」
●主婦が女中をしかっている。
「おまえはちっとも仕事をおぼえないねえ。もっとテキパキやらないと、他の人を雇わなければならなくなりますよ」
「それはいいアイデアですわ、奥さま。2人なら万事スムーズにいきます」
●「そいつは貧乏で、よく人に物をねだるかわりに、必ず返すんだ。几帳面なんだな」
「じつは、その男が娘を嫁にくれと言ってきてね」
「心配ないよ。娘さんも必ず返してくれるさ。まちがいっこない」
●金持ちの奥さんが夫の誕生日のプレゼントをなににしようか悩んでいた。なんでももっているからだ。そこで友人に相談した。
「そんなに物持ちなら、本がいいんじゃない?」
「それも、1冊もってるの」
●「どうして、女の大統領がもっとたくさん生まれないんだろう?」
「ないしょ話を聞くと、すぐに言いたがるからさ」
※注:わかりやすくするため、引用元の表現を一部変更しています。
■引用元
『ラテン・アメリカ・ジョーク集』
山口秀男 ・訳編(実業之日本社)1981年
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