森星がシシド・カフカとヴェルサイユ宮殿に招待されたって話

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 森星がレギュラー出演している『新チューボーですよ』にシシド・カフカがゲストできたとき、明らかにされた話。

 パリでファッション・ショーがあって、そのアフター・パーティがヴェルサイユ宮殿での100名の食事会。シシド・カフカ曰く、森星は「社交界での振る舞いがもう素晴らしくて、キラキラして飛び回ってらしたて」いたそうだ。

 おもしろいのは、入るときに居並んでた出迎えを森星が、
「ハンサムボーイたち」
 と表現したこと。イケメンとは言わないのだね。

 モデルで、現在はタレントとしての活躍が目立つ森泉の妹として、ヴァラエティに出だしたころ、興味をもって森星を見てみたが、なんか予想とちがった。

 『新チューボーですよ!』を見て、理由がわかった。他での扱いは「天然」みたいなくくりになっているけど、森星は案外しっかりしている。いわゆるセレブの家柄やモデルという職業柄、世間はずれの発言もするが、基本は「ちゃっかりした妹」なんじゃないか。

 そういう目で見ると、料理の手際を自賛したり、意見をハッキリ言ったり、一般的な日本人女性とはちがった感覚が楽しい。

 貫地谷しほりがゲストの回に、ひさしぶりにこの番組を見たのだが、そのとき、森泉がアシスタントなのを知って、オープニングのフォトジェニックな姿に、
(おっ)
 と思った。なかなかこういう雰囲気を出せるモデルさんはいない。

 堺正章がホストをつとめる『チューボーですよ!』は、13年11月から『新』の字がつき、森星が起用された今年の4月から脇に芸人を入れている。しゃべり好きのミスター・ヴァラエティの代表作であるこの番組に、そんな芸人枠がいるのかは疑問。

 たとえば、オープニングでゲストの紹介を芸人がアシスタントの森星とやる。
「(どんな役でもこなす貫地谷しほりは)カメレオン女優って言われてるんですよ」
「でも、似てないですね」

 おそらく、台本にそったと思われるこのやりとりを堺正章がやるのでは、ダメなのか。さすがにもうトシで、少しでも負担を減らそうってことなのか……と思ってたら、シシド・カフカの回からは堺正章ではなく、アシスタントが料理をやることになった。

 マチャアキのことはちょっと心配だけど、森星を連れてきたスタッフは目が高い。


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