８月１～２５日、新橋演舞場で『もとの黙阿弥』をやっている貫地谷しほり。ＰＲのための共演の片岡愛之助なんかと、いくつかのヴァラエティに出てた。「ちょいちょい」出ている『ＶＳ嵐』にも登場。嵐との共演が多い。櫻井には別番組でツッコミまくってた。
片岡愛之助は某人気ドラマに出てたときは積極的な興味はなかったが、素顔は大人な中に青年っぽさがあって、感じいいよね。おばさま方にモテるわ、そりゃ。
で、ヴァラエティなれしていない片岡愛之助と出ていると、番組的には貫地谷しほりに比重がかかる。『ＶＳ嵐』では、常盤貴子の顔マネというのを披露した。
一瞬芸なので、今後、モノマネ芸人としてやっていけるようなタイプのものではないけど（やっていこうとも思ってないだろうけどね）、常盤貴子というチョイスがすごい。いま朝ドラの『まれ』の出ている旬の女優でありながら、あまり特徴がない。
『まれ』は舞台が横浜に移っての途中からモノマネ芸人の福田彩乃が出ていた。酔うとモノマネをするという設定で、ＹＯＵなどを披露するという役柄。ドラマ内で、まわりの連中が常盤貴子や田中裕子をリクエストする楽屋オチがあった。やらなかったけど。
福田彩乃は２０１３年に『情熱大陸』で取り上げられたとき、最新のチャレンジということで、未完成の常盤貴子をやってみせた。芸人根性としては好感のもてるものだ。
しかし、常盤貴子はお茶の間がワーッと盛り上がるような強い印象がないから、福田彩乃のレパートリーとしては代表作にはなっていない。そういう女優の顔マネをやってみようという貫地谷しほりも奇特な人である。
モノマネは芸人の基本だって言う。声がちがうが、田中裕子のマネをやらんかね。演技力のある人じゃないと、マネできんから。
『まれ』の田中裕子はあいかわらず、一瞬画面に出てきただけで、もっていく。
Ｐ．Ｓ．
『もとの黙阿弥』は９月の大阪松竹座の方で見るつもり。と書いて、思ったけど、貫地谷しほりと藤山直美の共演が見たいな。田中裕子との共演はもっと見たいけど。当然、コメディでね。
ちなみに、おれの好きなモノマネは、菅野美穂がやる菅野美穂だ（梅小鉢・高田紗千子風）。
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