関ジャニ∞「大阪レイニーブルース」
作詞: マサ/作曲: 馬飼野康二
前作「いろは節」でついたファンもうまくすくいあげる大人向け歌謡曲といったところか。タイトルから想像される雰囲気そのまま。曲はそんなに悪くない。ただ、彼らがこうした音楽をやることの必然性がわからない。歌唱は従来のアイドルの枠を出るものではなく、ところどころトシちゃんっぽかったりする――とブログに書いてたら、その後、〈考えるヒット〉で、ジャニーズ事務所的に、歌謡曲をやるのが念願だ、と解説してあった。
木村カエラ「リルラ リルハ」
作詞:木村カエラ/作曲:會田茂一
ボーダフォンのCMに本人出演で流れてることもあって、最近露出増えてますな。前髪を横一直線にそろえてる系の女の子。昔でいうオリーブ少女系のファンがついてるって噂だが、ライヴにやってくるのは、むさくるしい男ばかりだと『ラブ・フラップ』でレポートしてた。近田春夫が今年から〈考えるヒット〉でアルバムを取り上げると宣言して、実行した第1弾が彼女のアルバムだった。その後、アルバムは取り上げてないようだが……
BoA「DO THE MOTION」
作詞:渡辺なつみ/作曲:葛谷葉子
先月のアルバム『BEST OF SOUL』発売から日本でのコンサートを春にひかえて、プロモーション露出が増えた。まえ、ブスになったと書いたけど、前髪おろすとちょっといいかも。でも、口もととか全般に品がなくなった気もする。昨年は日本と韓国26往復。ヨン様ツアーのとばっちりで、羽田のチケットとれず、成田から乗ったなんて話をしていた。FMのコメントゲストに出て、ヴァレンタインはあげても忙しくて、それっきりに……
ポルノグラフティ「ネオメロドラマティック」
作詞:新藤晴一/作曲:ak.homma
音楽的な立ち居地がどうもつかめなかったが、『HEY!HEY!HEY!』でB’z のあとに歌ったのを見て、いちばん近いのはB’z だと思った。詞の独得さとサウンドとの関係だとかが。そのせいで2人組になったわけじゃないだろうけど。
B’z 「愛のバクダン」
作詞:稲葉浩志/作曲:松本孝弘
B’z の新曲は「愛のバクダン」。このタイトルがギャグでなく本気なところが、この人たちの独特なところである――ということぐらいしか言うのことのない、いつものB’z 。
■音楽Topic 2005.03
『東京の暴れん坊』DVD発売。4月からテレビ東京で『名曲の時間です』がはじまり、3月で『歌の大辞テン』をおえた徳光が司会をしている。その第1回の特番に小林旭が登場。TVで聴く小林旭は音がショボくて迫力の出ないことが多いのに、これはよかった。選曲も日本初のオリジナル・ロックナンバー「ダイナマイトが百五十屯」などを歌った。翌日も堺正章司会の、かまやつひろも出ていたフジテレビの特番、こちらはツアー中継。
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