Orange Range「*~アスタリスク~」
作詞:/作曲:ORANGE RANGE
タイトルのセンスが……中学生ちゃうねんから。あと、アルバム『musiQ』収録の「以心電信」がよくかかってる。タイトルはYMOのパクリだろう。この歌、じつは携帯電話のCMソングにふさわしくないって、auの担当さんはわかっているのでしょうか。♪だまってたって わかる気持ち~だからね。ケータイいらんやろ。
aiko「三国駅」
作詞/作曲:aiko
まった、シブいとこもってきたなー。ライヴではまえから歌ってたんやと。次は庄内か十三か。タイトルを見ただけで、aikoしかありえへん。これもご当地ソングの一種か。新生活の季節だし、ここに住むことになったやつはカラオケで歌うんやろか。春休みに地方のファンが三国駅のへん散策して、十三ミュージック(ストリップ小屋)をライヴハウスとまちがえて、こんな会話をするかも。「きっとaikoも出てたんだよ、ここに!」
大塚愛「黒毛和牛上塩タン焼680円」
作詞/作曲:愛
もとは2ndアルバム『LOVEJAM』 収録曲でそのときは「735円」だった。安っぽくなったってことか? と思ったら、C/Wの「本マグロ中トロ三〇〇円(緑色)」と「つくね70円」を合わせて1050円ってことらしい。この3つをいっしょには食わんがな。ふざけたタイトルに反してエロティックな詞だと当初から話題だった。が、アニメ『ブラック・ジャック』エンディング曲になったそうで、それでこのタイトルはあかんやろ。
工藤静香「Lotus~生まれし花~」
作詞:山口寛雄、愛絵理/作曲:山口寛雄
自分が出ているクルマのCMソング。2年何ヵ月ぶりと聞いて驚いた。主婦業or実業家メインってことか。2時台のFMに出て、いまごろはお迎え時間でクルマ運転しているころなんて言ってた。さんまがウエハースをもって家に遊びにくるらしい。曲はいつもの北関東マインドの延長戦上、なんかヘンな声で歌ってる(いつものヘンな声じゃなく)。もうおれは工藤静香を好きじゃなくなってるんだなと思った。話も合わなそうだし。
吉川晃司「狂った太陽」
作詞:吉川晃司、jam/作曲:吉川晃司
ここへきて突然露出が増えてる吉川選手ですが、あいかわらずの感じです。もう40だろうに。でも、そのことで、昔たいして好きでもなかった彼に好感をもったりします。歌はそれほどヒットはしなかったようです。
話は変わりますが、「月光花」を出したジャンヌダルクも目立たず長寿って感じですね。曲はあいかわらずのヴィジュアル系っつってももう通じないか。Gacktみたいなやつです。
W「恋のフーガ」
作詞:なかにし礼/作曲:すぎやまこういち
またナツメロ路線にもどったのね、彼女たち。まえに言った実年令とイメージのギャップをどーすんだというところをうまくゴマかせるからだろう。森高千里の『Step by Step』を読んで発見したことがある。つんくは森高千里の事務所の後輩なのだ(なので、年下の森高のことをネーサンと呼ぶ)。だから、「ロックンロール県庁所在地」で「渡瀬橋」なのか。Wのナツメロ路線にしたって、森高の「17才」がヒントになってるにちがいない。
布袋寅泰「IDENTITY」
作詞/作曲:布袋寅泰
ひさしぶりのリリース。タイトルはたしかに布袋なんだが、ギター弾きまくってるわりには、いつもの布袋ソロほどのパワーが感じられない軽めの曲調である。ファンたちの満足度は低いんじゃないかと想像するがどうだろう。その他、今月はリヴァイヴァルも目立った。キンモクセイ「夢で逢えたら」はCMで流れている。フツーにいい曲。
アンダーグラフ「ツバサ」
作詞:/作曲:真戸原直人
関西出身で話題になってるバンド。入りの印象がだれかに似てるな……という答えの出ぬままに、歌がはじまると、またちょっと印象が変わって、奥田民生だった。楽曲じたいは、いつの時代も一定数の支持があるタイプのもの。
キンモクセイ「夢で逢えたら」
作詞/作曲:大瀧詠一
リヴァイヴァル。
■音楽Topic 2005.02
最近のレコード会社 50203-7
ビクターが新人用レーベル「ベイブスター」を立ち上げる。
これまでの半額の500万を制作費にあてることで、それまで25000枚程度だった採算ラインを5000~10000枚のところまで下げる。
さらに、通常アルバム1枚3000円前後のところを2000円で発売するという。
いつぞや読んだのでは、どこやらはWebの販売メインにすることにより、新人のデビューをしやすくするとか言ってた。制作費を新人に負担させるという。えっ、それって。
日曜日のラジオでは山下達郎が最近のレコード会社はレコード会社のていをなしてない。かくいう私の所属するレコード会社も……と批判しておった。
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