2004年12月発売のヒット曲と話題

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H.P.オールスターズ「ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!」

 作詞/作曲:つんく

 総勢46人のハロプロ・ユニット。集合ユニットは珍しくないけど、OB救済に使ったのがアイデア。メインは石川。ファンは初回特典の100ページ写真集が目当てでしょう。紅白は後浦なつみとモー娘+Wが出演。Wは10月の「ロボキッス」のときに思ったけど、後浦なつみに比べれば曲も見た目もマシ。この子らは1年まえに、つんくファミリーから抜けてたら、もっと大きくなったかもって。でも、いつまで子供でいるつもりだ。
 
 

Every Little Thing「恋文」

 作詞:持田香織/作曲:HIKARI

 しばらく休暇をとっていたELT9ヵ月ぶりのシングル。『うたばん』は首をひねる内容も多いけど、いっくんはおもしろい。こういう人をピックアップする能力で石橋の右に出るものはいない。でも、今回の作曲はHIKARI。インディーズ中心で活動している男で、Web上でCDを500枚売ったとかが話題になってた。なぜ起用されたかは不明。持田のヴォーカルは陥りがちなヤバい方向へ。松本人志と噂になってたけど、どうなの?
 
 

BoA 「メリクリ」

 作詞:康珍化/作曲:原一博

 日本でもう14枚目のシングル。なぜか1ヵ月ほど発売が延期された。「バラードなのに、『メリクリ』って」と自分で言ってた、FMの録音コメントで。影響を受けたのは、ジャネットの「リズムネイション」だと。日本語で歌う意味は?

 不祥事や事前のアンケート公表が話題となった今年の紅白はRyuやイ・ビョンホンという韓流枠があるけど、彼女は別格でしょう。SMAPは出演を辞退。氣志團とマツケン・サンバが初出場。松平健は来年大河で弁慶役。
 
 

JUDE「Silvester&Johnny K」

 作詞/作曲:浅井健一

 元ブランキーの浅井健一が渡辺圭一と城戸紘志と組んでやってるハード系ロックバンド。これじゃなくて、9月に出たアルバム『ZHIVAGO』 の1曲目に入っている「恋のサブマリン」を聴いたときに思ったんだけど、スターリンにすごく似ていると思った。まえにも、発育ステータスだったか、ちょっと忘れたけど、スターリンに似ていると思ったことがあって、カッコいい系のロックを目指したときにスターリンの亡霊が現れるのだろうか。
 
 

福山雅治「泣いたりしないで」

 作詞/作曲:福山雅治

 ひさしぶりのシングルがチャート1位を獲得。
 
 

大田クルー「大田区よいとこ一度はおいでチョイナチョイナ」

 作詞:大田クルー/作曲:DJフライドチキン

 ヒップホップ。
 
 
●SAKURA「Love 4 Real」

 作詞/作曲:SAKURA
 
 
●玉木宏「Emotion」

 作詞:ma-saya/作曲:青木真一
 
 
■音楽Topic 2004.12

 小田和正のベストアルバム『自己ベスト』が200万枚を突破した。57才での達成は最年長記録。

 今年最後の話題は『Hi Hi Puffy Amiyumi』 だ。パフィーが全米CATVにアニメで登場。ついに、プリンセス天好の域に達したか? 主題歌パートでは実写もあり、英詞ヴァージョンのアルバムも出て、これって、ひそかに奥田民生のアメリカ進出でもある? 彼女たちは山口百恵トリビュートで「ひと夏の経験」をまったくパフィー調に料理し、真心のトリビュートでは「人間はもう終わりだ」をカヴァーするなど好き勝手にやってる。
 
 
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