小倉優子「恋のシュビドゥバ」
作詞/作曲:志倉千代丸
いま、いちばん妙なスタンスでTVに出ている人。分類はグラビア・アイドルだけど、これまでのその手の人たちとは異色。アニメ系コスチュームを着たり、宇宙からきたなどとほざいているが、わりと性的な発言、被虐的な願望を口にしたりする。マニア人気があり、それだけの理由で歌手デビューした。昨年、巨乳のイエローキャブ軍団がお茶の間認知度を上げた反面、限界をさらけ出したことの裏返しの存在。
堂島孝平「ハジメテのハジマリ」
作詞/作曲:堂島孝平
まえから名前を聞くだけで、興味をもてなかったんだけど、彼のイベントに佐野元春がゲスト出演した。なんでも元春ファンで知られ、小3で父親のカーステから流れる「Wild Hearts 」に衝撃を受けたらしい。でも、このタイトルはどうなんだろ? ちょっとねらいすぎてるような気もする。
タイトルだけなら、川中美幸の「おもろい女」が気になる(作詞:吉岡治/作曲:弦哲也)。中身は期待ハズレなんだろうけど。
Tommy february6 「MaGic in youR Eyes」
作詞:Tommy february6 /作曲:Malibu Convertible
かつて人気のアメリカ製ドラマを米倉涼子でリメイクした『奥さまは魔女』主題歌。ドラマはチャンネルをかえる途中にチラッと見たけど、たぶん、ダメと思う。手ェ止まらなかったもん。ただ、トミーのコンセプトを考えるときにアメリカ製ドラマはうってつけ。あそこまで徹底すると、こだわる姿勢そのものがセクシャル。あと、ハッピーでドリーミーなのは、この時代、むしろ、いいかも。
Our Love To Stayの「Sweetie」 とかね。
DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」
作詞:吉田美和/作曲:中村正人
(28万枚/年間21位)
ひさびさのシングルだったが、ドラマ『砂の器』のタイアップがつき、ヒット。
■音楽Topic 2004.02
カヴァー集を出す大黒摩季がTVでバンド(元LUNA SEAの真矢、恩田快人、土屋公平、武部聡志)を率いて、「バスルームから愛を込めて」を歌った。バスルームのCMでも歌ってる。山下久美子と勝負するのは無理。歌い方がカラオケだし、演劇的すぎる。オリジナルの録音は声があまり好きではないが、山下久美子はもっとサラッと歌って、深い。
他の収録曲はレベッカ「フレンズ」、THE MODS「激しい雨が」、中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」、佐野元春「SOMEDAY」など。
【関連記事】
60年代のヒット曲と話題
70年代のヒット曲と話題
80年代のヒット曲と話題
90年代のヒット曲と話題
00年代のヒット曲と話題
10年代のヒット曲と話題
最新ランキング