2004年01月発売のヒット曲と話題

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モーニング娘。「愛あらばIT’S ALL RIGHT」

 作詞/作曲:つんく
 (10万枚/年間87位)

 これを最後にを卒業した安倍なつみがFM大阪に出て、ソロアルバムの話などしてましたが……厳しいネ。まえから知ってはいたけど、しゃべりができない。無口なんじゃないよ、用意してきた雑誌向けみたいな気持ちやエピソードをたくさん元気に語ってる。当日、番組では義理チョコ・ネタやってて、ツッコミどこだったのにDJのキヨピー手ェ出さなかったもん。まだ、藤本美貴のんがマシ。
 
 

コザック前田と泉谷しげる「生活」

 作詞/作曲:コザック前田

 コザック前田はガガガSPの人。パンキッシュなフォークってことで泉谷しげる起用。話題づくりに泉谷の安全な危険性、テレビ枠に収まる凶暴を利用しただけか。どうせならラップやらしたらいいのに、絵ヅラはいいので、泉谷。

 他に今月の他人のふんどし系はドリカムに発注したKinKi Kids「ね、がんばるよ。」(「Marry Me」のアンサーソング)、岡村靖幸にリミックスを依頼したNORTHERN BRIGHT「HAPPINESS」などがある。
 
 

The Students「ハトマメ~Say Hello To The World.~」

 作詞/作曲:槇原敬之

 『さんまのスーパーからくりTV』がらみ。セイン・カミュ他の在日外人タレントが歌っている。ボクの大キライな「世界で一つだけの花」が歴代セールスでついに11位のミスチル「名もなき詩」を抜いたとか騒がれてる作者=マッキーだが、この歌は本人の歌ったものも含めて、いちばん持ち味がいい具合に出てるかも。歌詞のユーモアはさんま的平凡さだけど、本人歌のときのような詞の臭味を感じない。
 
 

ZuTTO 「明日に続く空」

 作詞:篠原ともえ、松本英子/作曲:篠原ともえ

 メジャー・レーベル最安価300円で発売する。「チビっ子からお年寄りまで、みんなに聴いてもらいたい」と言う話題づくり……てか、あがき? 篠原ともえの消えぶりってすごいよな。流通費とプレス代は削れないため、篠原自前のレコーディング機材を松本運転の自家用車でスタジオに持ち込みレンタル代を浮かした。打ち込みでスタジオ・ミュージシャンもなし。篠原人脈により武部聡志に友情価格で編曲をお願いした。
 
 

堀込泰行、ハナレグミ、畠山美由紀「真冬物語」

 作詞:松本隆/作曲:YUMING

 松本隆とユーミンが17年ぶりだかにコンビを組んだのが話題の、いい声3人のコラボレーション。出だしはもろキリンジ。このなかでいちばん新しい名前はハナレグミ(男)だけど、昨年10月の佐野元春プロデュース・ライヴ〈SSW そして僕は歌を書いた〉に出演して、「ジャスミンガール」を歌った。同イベント、他にはYO-KING「ガラスのジェネレーション」、古明地洋哉「君がいなければ」、saigenji「また明日… 」
 
 
■音楽Topic 2004.01

 森高千里が1月7日発売の女性月刊誌『LEE』を皮切りに活動を再開した(昨年のクリスマスに発表された)。この号はインタビュー記事だが、同誌の4月号(3月発売)より連載をスタートする。

 ZARD、3年ぶりのアルバム『止まっていた時計が今動き出した』リリース。タイトル曲は『異義あり!~女弁護士大岡法江』(テレビ朝日)主題歌。これがFMで聴いて驚いた。ギターのイントロはまんま演歌だよ。だれかねらって? なんて考えた。歌はじまると、ギターも含め、フツーのJ-POPだった(作曲:中村由利/編曲:徳永暁人)。

 で、ミス花子「好っきやねん PART Ⅱ」って、どうなの?
 
 
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