2000年07月発売のヒット曲と話題

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GLAY「MERMAID」

 作詞/作曲:TAKURO
 (77万枚/年間22位)

 GLAYの掲示板をのぞいたら、宇多田ヒカルとのコラボに対し、ファンの子たちがすごい批判的で、ショックを受けたことなんかをしゃべってる。
「TAKUROさん、お金に走ったんですね」
 って、おいおい。GLAYって、それ以前にお金に走ってるバンドやないのか。じゅうぶんもうけてるし。8月のシングルはファンたちの気持ちをくんでか、タイトルが「とまどい」でミリオンセラーに。
 
 

プッチモニ「青春時代1.2.3!」

 作詞/作曲:つんく
 (48万枚/年間51位)

 『ASAYAN』が夏休み特別企画として、プッチモニ特集をしていた。後藤真希は最初のころモー娘うっとーしくてやめたかったと言ってた。しかし、まあ、プライベート映像でジャージをはいた後藤真希がケツふってるのを流すなんて反則だ。まだ14才だぜ。ロリータと同い年だ。新曲はよく聴くといい曲なんだがね。プロモのクラブキッズ風な演出が板につかない。つんくは第2のSPEEDにしたいのかね。
 
 

矢井田瞳「B’coz I Love You」

 作詞/作曲:ヤイコ

 5月にインディーズから関西地区限定販売のマキシシングル「Howling 」でデビュー。このたび、めでたくメジャー・リリースが決まった。ボクはと言えば、レコード店にでかでかと貼られたポスターに最初っから興味しんしん、女子高生風のミニスカート、パンツ見えそうなうしろからのアングルに白いブーツ、でっかいギターで風に吹かれてってカッコだったから。歌い方もだが、歌詞のもっていきかたも椎名林檎にかなり似せてある。
 
 

スーパーバタードッグ「FUNKY ウーロン茶」

 作詞:永積崇/作曲:池田貴史

 いままでもうひとつわからないところがあった彼らだけど、70年代の日本のロックの風合いがある。歌詞の傾向は吉田美奈子か。ヴォーカルは忌野清志郎をちょっと意識してるのかなあ。アプローチとしてはおもしろい。
 
 
■音楽Topic 2000.07

 ラジオで、山下久美子がこれまで影響を受けた作品を語ってた。
 ○キャロル・キング「You’ve Got A Friend 」
 ○ダイアナ・ロス「マホガニーのテーマ」
 ○アレサ・フランクリン「リスペクト」
 と、女性Voばかり。「声はすごく大事って思ってて」
 最近は、メイシー・グレイやガブリエル。「なあんかね、たまんないよね」

 有線の順位でB’z、サザン、イエモンが並んでる。競ってるって感じ。

 パンチ・ザ・モンキーの『3』は初登場で11か12位だった。おなじ週の山下久美子が35位ってのに。もはや定番。今回はTV特番に合わせてのリリースなので、収録曲もマニアのはなく、なんて思っても、聴いてみればやっぱいい。

 野宮真貴のソロが出る。1曲目はチボ・マット+篠原ともえ。11曲目はKISSのカバー。8月2日に心斎橋パルコで店をやる。
 
 
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