速水けんたろう、茂森あゆみ「だんご3兄弟」
作詞:佐藤雅彦・内野真澄/作曲:内野真澄・堀江由朗
(291万枚/年間1位)
NHK『おかあさんといっしょ』より生まれた大ヒット・ナンバー。歴代3位となったこの曲は「およげ! たいやきくん」に迫る勢いと言われ、「たいやきくん」世代としてはちょっとちがう気がしてた。ダンゴが3つ刺しにする店舗が急増したり、メディアのあおってる感じだった。結果は大幅に届かなかったが、一説によると子供の数がぜんぜんちがうという。ま、でも、曲のノリはいいよね。流行ったのは、わかる。
Dragon Ash「Let yourself go, Let myself go」
作詞/作曲:降谷建志
(68万枚/年間26位)
巷でドラゴン・アッシュが聞かれるようになったのは、これぐらいからだ。渋谷陽一なんかがやたら持ち上げていて、もっと早く世に出ないのが不思議なくらいだった。ボクはこれと次の「Grateful Days 」と区別がつかなかった。ボクは〈共闘〉という言葉にシラケていたら、近田春夫もかみついていた。ロックのヒップホップの融合みたいな評価のされ方だったけど、歌詞はバンドブーム期のお題目パンク。
Chara「70%-夕暮れのうた」
作詞/作曲:Chara
いまラジオでかなりいい仕事をしてるジュディマリがチャラをゲストに迎えて1時間丸々フューチャリングした日はよかった。チャラに小学生作文ラップまでやらせた。「うちのダンナはむかつくんだけど胸が小さいのはイメージがたりないっていうの」なんてトークするチャラもチャラ。出産以後、ロリータっぽさが陰をひそめ、黒人王道風になってたけど、これはひさびさによい。よい意味で、いまどきのジャパニーズR&B寄り。
19「あの紙ヒコーキ くもり空わって」
作詞:/作曲:
(51万枚/年間38位)
ゆずって、ちょっと、どっか行っちゃった感があるのは、おれだけ? そのぶん、19が盛り上がってるよんね。季節的に見ても、昨年のゆずの二の舞だなと思って。それでも、ゆずは20~30万枚は売れているらしい。
上原多香子「my first love」
作詞/作曲:R・K
(53万枚/年間37位)
「R・K」とは、プロデュースした河村隆一のこと。
●森高千里「私のように」
作詞:森高千里/作曲:斉河野 伸
●山下久美子「奇跡の恋(1999年3月10日)
作詞:/作曲:
(万枚/年間位)
■音楽Topic 1999.03
ちょっとだけ売れてきたNUUはラジオのプロモーションでいい味出してたなあ。3月3日に大学卒業の合否判定が出る話しかしない。DJはいろいろ訊くわけだけど、大事なところは全部「ないしょ」。いやいや……。そこに「なんにも知らないクセに」的ニュアンスがあるようで、すばらしい。レコード会社は流行りのR&Bとしてプッシュしたいみたいだけど、本人は堂々と否定して、DJが予定してた質問をだいなしにしてた。
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