1979年09月発売のヒット曲と話題

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五木ひろし「おまえとふたり」

 作詞:たかたかし/作曲:木村好夫
 (84万枚/翌年7位)

 この月は外国の大物アーティストが多数来日した。宣伝もあるが、需要もあったのだろう。しかし、売れるのは五木ひろし
 
 

ロス・インディオス&シルヴィア「別れても好きな人」

 作詞/作曲:佐々木勉
 (76万枚、翌年8位)

 いまだにカラオケ需要のある曲。節回しが心地よいのだろう。いわゆる演歌ではないしね。歌詞内容もわかりやすい。
 
 

石野真子「ジュリーがライバル」

 作詞:松本礼児/作曲:幸耕平

 なんとも、ドあつかましいタイトル。このシングルから、阿久悠(ジュリー=沢田研二の作詞家)がハズレた。てことは、内輪ウケなのか、このタイトル? いちお、向上心ってことにしておこう。 本人たちの意に反して、石野真子はこのあと失速。紅白歌合戦初出場がメモリアル。ジュリーは31才にして、パルコのTVCMでヌードを披露したが、石野真子が裸になることはなかった。
 
 
■音楽Topic 1979.09

 9日。空手着姿の中学1年生の飛び降り死体が見つかった。小学校まで明るかった彼は「チビのクセに生意気」と言われ、「壁」というアダ名をつけられた。いちど飛び降りようとしてやめたことがバレ、あだ名は「自殺野郎」に変更。父親が以前バキュームカーの運転手だったことから、「汚い」「臭いがする」と罵られ、マヨネーズを塗られた。彼の死を知った1人は「バンザイ!」と叫んだ。退屈だから、面白いからいじめたという。

 ザ・ナック「マイ・シャローナ」はオールディーズ的な扱いを受けるようになり、いっときラジオでかかりまくってた。

 イーグルス来日。
 ヴァン・ヘイレン来日。
 XTC来日。
 
 
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