敏いとうとハッピー&ブルー「よせばいいのに」
作詞/作曲:三浦弘
(30万枚/年間42位)
翌年にかけてのセールスが70万枚で、80年のランキングで29位まで上がった。
♪女に生まれて 来たけれど
女の幸せ まだ遠い
せっかくつかんだ 愛なのに
私のほかに いいひといたなんて
ヒット曲の法則その1とでもいうべき〈女の幸せ〉をテーマに、4コママンガみたいな展開。
「よせばいいのに」
というフレーズもけっこうくるのだが、この歌は、
「ダメなダメな 本当にダメな/いつまでたっても/ダメなわたしね」
の方が印象に残る。〈ダメな私〉も、ヒット曲の法則その2みたいなもんだからなー。コーラス・グループなんで、あんまり鼻歌にはならないんだけど。
山口百恵「愛の嵐」
作詞:阿木燿子/作曲:宇崎竜童
(32万枚/年間36位)
この歌は地味で、〈storm〉のくり返しが「すとん、すとん」としか聞こえない。
■音楽Topic 1979.06
アース・ウインド&ファイアー「ブギー・ワンダーランド」発売。
横田順彌「真夜中の訪問者」が掲載される(79年7月号)。
【関連記事】
60年代のヒット曲と話題
70年代のヒット曲と話題
80年代のヒット曲と話題
90年代のヒット曲と話題
00年代のヒット曲と話題
10年代のヒット曲と話題
最新ランキング