岡村靖幸と久保田利伸のデビューがおなじ1986年だってことを皮切りに2人を比較する番組をマキタスポーツがラジオでやっていた。ともに、ブラック・ミュージックの影響を日本のポップシーンで展開したシンガー・ソングライターだ。
こんな比較を他の人はやらないと、マキタスポーツは自賛していたが、まったくおんなじことを以前、ライムスターの宇多丸が語っていた。
マキタスポーツは、久保田利伸をとんねるずなどの六本木人脈と結びつけ、岡村ちゃんは文科系だと言い、宇多丸の方はRUN-DMCがメジャーになった年で、岡村ちゃんはリアリズムだと。ex) 「カルアミルク」
その宇多丸がショックを受けたというまるで本人みたいだと絶賛していたのがその時点の岡村靖幸最後の作品だった「あせるんだ女子はいつも目立たない君を見てる」を歌った桜塚やっくんだ。
他にも、桜塚やっくんは宇多丸が岡村靖幸の最高傑作と言う『家庭教師』から「どぉなっちゃってんだよ」と「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」もカヴァーしている。
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●桜塚やっくん「あせるんだ女子はいつも目立たない君を見てる」
作詞/作曲:岡村靖幸
(2007年11月発売)
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