ボクがすごいと思う洋楽のひとつ。好きキライはべつにして、「すげェな」って感心する曲ってあるよね。おれにとって、C+C ミュージック・ファクトリーの「Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)」はそんな1曲。ついでに言うと、キライじゃないけどね、これは。
すごいって思うポイントは、サブタイトルにもなっている「エヴリバディ・ダンス・ナウ!」のシャウトではじまる出だし(最初、これがメインタイトルだと誤解してた)。
冷静に考えてみて欲しい。ダンス曲で、これほど無個性のフレーズもないだろう。それをここまでキャッチーにしてしまった。結果、当時のディスコやクラブはもちろん、TV番組なんかでそれっぽいシーンがあると、よく使われてた。当時を知らなくても、このシャウトと出だしのサウンドだけは聴いたことあるって人も多いだろう。
70年代のディスコ・ブームを代表する曲って何曲か有名なのがあるけど、90年前後ではまず、これと言っていいだろう。いま聴いても、カッコいいというか、高揚感がハンパじゃない。
C+C Music Factory は音楽プロデューサーの2人(David ColetとRobert Clivillés )のユニットと知ったときには、なるほど、と思った。これぞプロデューサーの仕事って感じだもんね。いま聴いても盛り上がる。
収録アルバム
C+C Music Factory – Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now) ⇒ 詳細はこちら
シー・アンド・シー・ミュージック・ファクトリー
November 18, 1990