増税法案のバカバカしさ、または松田聖子=卑弥呼説

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■再アップ(初出2012.06.16)

 ルクアでは、服屋のまえを行くおばちゃんたちが松田聖子の再々婚を噂している。
「コラーゲンの力ね……」
 さすがに、50才になった松田聖子の再々婚には興味はないが、准教授といっても歯科医なわけで、なんかそういうフェチなのか。
 例によって、話題づくり……
 と言ってる連中もいるが、ちゃんと話題になるんだから、たいしたもんである。

 新聞の夕刊はオウム真理教の最後の逃亡犯がつかまったと報じている。54才のおっちゃんになって、なお教団関連の本を所持していたという。それに対して、〈オウム真理教を脱退した〉元幹部49才がのほほんとコメントしているから、司法の怠慢はオワライグサ・レベルだ。

 そして、ついに、民主党ドジョウ政権が自公両党に屈服して、消費税増税法案の合意を得た。ようするに、政権交代の自己否定である。これでは、1コの党の3コの派閥と変わりない。自分たちがなにをやりたかったのすら、わからなくなっているのだろう。でなけりゃ、最初からインチキだったわけだ。

 消費税というのは、最初3%ではじまり、国民がよく知らないうちに5%になった。ところが、ちっとも国家財政は改善されていないじゃないか。

 それを8%にして10%にすれば、財政が改善するなんて、だれが信用するんだ?

 むしろ、悪化するのがオチだろう。たりなくなったら、また増税すればいいやという安心感を政治家や官僚にあたえるだけなのだから。そのうち、消費税は100%を超えるにちがいない。

 自分の欲望のままに生き、それをプロモーションとして商売に結びつけ、多数のアンチが常に存在しているのに、なおもたくさんのファンを惹きつけている松田聖子に国家運営を任せてみたら? という気になる。

 業界言葉で大志を妨害する政治家・官僚から彼女を守る男は必要だが、そんなスタッフを見つけることくらい、彼女の恋愛能力をもってすれば簡単なことだろう。ようするに、古代のヒメ・ヒコ政治というのは、そういうもんだったんじゃないか。現代人も古代人を見習って、雨を降らせて欲しいと神に祈るか。
 
 
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●松田聖子「涙のしずく」
 作詞/作曲:松田聖子
 
 
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