ムッシュ追悼●かまやつひろし「やつらの足音のバラード」に泣け……

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 「やつらの足音のバラード」が好きというのは、スノビッシュでカッコ悪い。もとは、アニメのエンディング・テーマ(『はじめ人間ギャートルズ』1974年10月5日~)だったものを子供のころに聴いて、アニメソングと呼ぶにはあまりにも独特のこの歌を、成長してカヴァーした歌手がいろいろ出てきて(小泉今日子他)、スノッブ好みの歌となった。

 ムッシュこと、かまやつひろしは他にいい歌がいっぱいあるので、わざわざ「やつらの足音のバラード」を挙げることはない。

 ところが、2017年3月1日午後6時5分、がんで亡くなったと報じられて、この歌がツーとされてたりなんかして、聴くと、こんなときにこの詞は卑怯だろ、と(作詞:園山俊二)。本人の曲・演奏・歌はやっぱりカッコいいし、ジンときて、追悼したいやつはこれを聴けって気分になる。

 個人的に、かまやつひろしのすごさは、常にたたえていたユーモアにある。とか思っていたら、似たようなことを考える人がいるものだ。

P.S.

 本人名義のシングルとしてリリースされたのは、再評価された90年代に入ってからなのであった。
 
 
●かまやつひろし「やつらの足音のバラード」
 作詞:園山俊二/作曲:かまやつひろし
 1994年09月発売
 

 
 
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