学校の教科書にはぜったい載らないような偉人を気分が乗らないときには紹介しないこのコーナー〈自己表現の偉人たち〉。第1回は平沢進(偉人なので呼び捨て~面識ないし)。
1979年、P-MODELでメジャー・デビュー。
1989年、平成元年に『時空の水』でソロ・デビュー。
2009年、Twitterでのつぶやきが話題に。
⇒ 「けいおん!」イメージソング 平沢唯
⇒ ニコニコ大百科の記事
⇒ ASCII.jp | まなめの「週刊Twitterなう!」 ― 第17回(2009年11月04日)
⇒ ASCII.jp | 四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 ― 第10回(2009年12月16日)
もともと、アニメ関連に楽曲が使用されることが多く、昔のファンしかいない同年代のミュージシャンとはちがい、ライヴでも若い世代の動員が中心だった平沢進。
「私は平沢進だぞ。平沢唯じゃない」
のつぶやきひとつで、Twitterのフォロワーが3280人から13180人まで急増させた。いまやテクノ~ニューウェーヴ時代のヒラサワを知らず、ツイートのファンとなっている若者が多数。Yahoo!知恵袋でも、
「平沢進さんのおすすめの曲教えてください」
みたいな質問があふれ、古いファンから見るとピントのズレたベストアンサーに埋め尽くされている。
アニメの曲を聴きたいやつは知らんが、平沢進のソロなら、まずはこのタービン・コスプレのアルバムからだぞ。
一方、平沢進から「馬の骨」呼ばわりされるフォロワーは増えつづけ、
「2万骨を超えたら……」
なんてつぶやいてたのも遠い昔。いまやフォロワーは9万人を突破。
あいもかわらず、自身を「ステルスメジャー」などと呼び、門外漢には「ワケのわからない」つぶやきをつづけている。
ただ、これだけは知っておいて欲しい。平沢進はもともと「メジャー」と言われる音楽業界の体質に疑問を抱き、早い段階からネットで自作曲の無料配信などをしていた。21世紀に入ってからは、ファンとの直接取引で生計を立てている(らしい)。
股混同!!

