清水あいり「関西弁あいうえお」
TVのヴァラエティで披露した男を惑わす「関西弁あいうえお」が話題となった清水あいりの歌手デビュー作。作曲は水曜日のカンパネラの人。「関西弁あいうえお」とは──
「あか~ん」
「いやや~」
「うつってしもた~」
「ええやん」
「おとこの子やな~」
清水あいりは1992年生まれ、大阪府枚方市出身。ちがう芸名での下積みを経て、90cmのバストを売りにしたグラビアアイドルとして注目される。その後、特技の琉球空手(初段)やキックボクシングを活かし、ネットTVから人気に火がついた。
有華「Hey girl !!!!」
インスタに投稿するうちにフォロワーが増え、メジャー・デビューとなったいまどきのシンガーソングライター・有華(ゆか)。デビュー時の紹介によるとインスタフォロワーが12万6000人(その後も増えている)。
「Hey girl !!!!」は、7月3日発売のアルバム『キミノサプリ』のリード・トラック。ワ~ン、ツーのカウントの取り方が好き。本人によると、失恋した友人に自分+2人でアドバイスしながら、曲にしようと思ってメモりはじめてできた作品。
高槻出身ゆえ、FM出演時には「しゃべりがまだまだなので」と語ってた。収録曲の「あなたもね」(関西弁だと「あんたもな」)は当時つきあってた彼氏に向けたものらしい。2018年10月発表済み。他の作詞もLINEの言葉そのままとか「リアルな」じゃなくて「リアル」だという。
CYBERJAPAN DANCERS「スキスキスー」
CYBERJAPAN DANCERSの17日に出たアルバム『BIKINI FOREVER』からの配信シングル。「スキスキスー」は、細川ふみえのカヴァー。
⇒ CYBERJAPAN DANCERS『BIKINI FOREVER』
安田レイ「dazzling tomorrow」
作詞:SINBYI・玉井健/作曲:田中秀典
花王「PYUAN」ピュア泡クレンズ篇 CMソング。〈弱ったあなた〉〈輝ける明日〉といった詞はタイアップありきだったのかどうか。「over and over」と両A面扱い。
CMの出演は、『白衣の戦士』で水川あさみとW主演した中条あゆみ。おれは知らなかったが、イギリス人とのハーフで、14才からやってるファッションモデルの方で人気が出た。実物を見た女性によれば、メチャクチャ、キレイ。阿部野出身で高校へはフツーに環状線に乗って通ってたらしい。
Dedachi Kenta「Fly Away feat. Kan Sano」
日本とL.A.を行き来する19才。パッと聴き洋楽って印象の曲っていまどき珍しくないが、そういう分け方じたいがもはや無意味というか、本人の意識はどうなのか。英語の中に、日本語が入ってるみたいな。♪日付変更線~って歌詞の入れ方が好き。
あいみょん「真夏の夜の匂いがする」
作詞/作曲:あいみょん
これまでの、あいみょんの曲の中では、いちばん好きかも。
⇒ あいみょん「真夏の夜の匂いがする」
■音楽雑談 2019.07
七夕の日。Okamoto Island with きよぴー名義のイベント『七夕だよ!!ミルキーウェイで Okamoto Island&きよぴー合体元年』が京都Live spot RAGでおこなわれた。これは8年ぶりのアルバム『JOY5』をOkamoto Island(オカモトアイランド)が発売したのにともなう特別企画でスペシャルゲストとして谷口キヨコを迎えた。歌手の顔ももつDJ・キヨピーが事前に思ってたよりはるかにたくさんの曲数を歌わされることになったという。
⇒ 『JOY5』
14日。山下達郎がライヴをはじめてカゼで休んだ。サンソン(Sunday Song Book)もはじめてピンチヒッターを立てた(前週は事前収録の「雨傘番組」を放送した)。ちなみに、ピンチヒッターは「友人」宮治淳一で、自身がワーナー・ミュージックでプロデュースしていた洋楽オールディーズのコンピレーションから選曲していた。今回のツアーは初日からキーボード・難波弘之の手術のために延期されるなど、波乱にとんだものとなった。
⇒ 『デザリー~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.1』
24日。MIYAVI『NO SLEEP TILL TOKYO 』発売。MIYAVIはサムライギタリストと呼ばれ、最近改めてギタリストとして注目の集まっているMIYAVI(雅)は、1981年大阪生まれ。身長185cm。ワールドワイドに活動する一方、日本のミュージシャンとも多数コラボしている。父親がコリアン系日本人らしく、コスモポリタンな傾向があるのかもしれない。しかし、海外に拠点をおくことで、日本のよさがよりわかったということで、現在進行形の日本をフラットに伝えようと日本語詞に取り組み、「サウンド・クオリティさえグローバルであれば、ローカルの言語(でも)」と東京をフィーチャーしたという。
MIYAVI『NO SLEEP TILL TOKYO』
■芸能雑談 2019.07
『キネマと恋人』
7月3日18:30の回を観劇(兵庫県立芸術文化センター)。
細部にケラらしさを残しながら、演劇初心者にもすすめやすい間口の広い舞台。戦争に至る時代を背景にしてるのが現代の観客にはコワいが、ほどよくわかりやすい笑いがある。
思えば、ケラの芝居が関西初上陸したのは、おなじ兵庫県でも伊丹のAIホールだった。
あのころより、劇場の格も世間の評価も上がったが、チケット代も上がってしまった。
戯曲が出ている。※第4回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、第68回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞、第51回紀伊国屋演劇賞 個人賞を受賞。
⇒ 『キネマと恋人』
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