柴矢裕美「おさかな天国」
作詞:井上輝彦/作曲:柴矢俊彦
(25万枚/年間42位)
♪サカナ サカナ サカナ~というフレーズが耳に残る、子供から火がつき系ヒット曲。作詞・井上輝彦。もともと全国漁業協同組合連合会のキャンペーン・ソングで、スーパーの鮮魚コーナーや魚屋の店先では91年から流れてた。作曲の柴矢俊彦はダンナで、元ジューシーフルーツのギタリスト。さすがに大人が熱中できる歌じゃない。でも、流行歌の歌詞だって、もうちょっといろんなところから題材を拾ってきてはどうか。
RIP SLYME「FUNKASTIC」
作詞/作曲:RIP SLYME
(23万枚/年間48位)
この曲が大ブレイクの下準備をした。キヨピーがラジオでドラゴン・アッシュの「FANTASISTA」とゴッチャにしていた。ボクはKICK THE KAN CREW の「マルシェ」と印象がかぶる。ライムスターも含め、いまこのへんがグッときてるけど、だったら、みんなもっとGAKUをリスペクトしろよなと思う。
田辺マモル「いっしょに寝たけど何もしなかった」
作詞/作曲:田辺マモル
C/W「僕と痴漢」は友部正人主催の『NO MEDIA 2』に詩作品として収録されたもの。一貫してラヴソングの幅を広げようとしてるこの人はどうも微妙な下ネタに照準をしぼってきてるようだ。1月の〈ひとり掲示板〉に「やんなっちゃうな」と題して、「ヤフーオークションで僕の今度の大阪のライブの予約番号が売られていて、チケットならともかく、番号を売るなんて」と書いていて。こういう題材をボヤキ漫才風歌謡にして欲しい。
宇多田ヒカル「光」
作詞/作曲:宇多田ヒカル
(59万枚/年間10位)
自分の本名をタイトルに使った。ただし、「光」の読み方は「ひかり」らしい。
■音楽Topic 2002.03
野茂が後続の日本人大リーガーである伊良部や鈴木らとアメリカ独立リーグのエルマイラ・パイオニアーズを買収、オーナーとなった。「日本の野球が衰退しているので、こうしたことで、チャンスを与えられれば」とコメント。翌年には、日本国内で社会人のクラブチームも発足させた。
例の日韓共催W杯による、にわか韓国ブームのせいか、ザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」が再発された。もとが発売中止の場合は再発と言わんのかな。
※この後、秋には北朝鮮拉致被害者に一気にスポットが当たった。
ボクがリスペクトしてる映画監督のビリー・ワイルダーが死んだ。
ボクは友人から作詞を依頼された。作曲予定者は〈ルナシーの弟子〉で韻を踏んでる。
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