1999年01月発売のヒット曲と話題

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SAKURA「ONLY FOR YOU」

 作詞:SAKURA/作曲:SAKURA & Philip Woo
 これはいままでより明るくて好きだった。宇多田ヒカルが売れてきたのは日本人にもわかる洋楽ってことなんじゃないか? SAKURAのこの歌も、気をぬくと、日本語すら英語に聞こえてしまう。楽曲じたい欧米テイストであることも大きな要因だけど(つくりがダサけりゃ、あんなふうには響かないからね)、日本語の乗ってるとこと英語の部分が質的に差がない。編曲&プロデュースは真心ブラザースの桜井。
 
 

NUU「hometown」

 作詞:秋元康/作曲:兼元一也

 自作じゃないんだ。昨年チェックしたときも書いたけど、今風のプロモーションではなく、よい曲ができるまでラジオのパーソナリティーをやって、じわじわ人気をつけてって欲しいなあ。けだるい口調はなげやりな受験生にウケるはず。あの番組はおわってしまった。もったいない。曲はそれ系とチャラ系とボニーピンクあたり系のどっちつかずな感じでパッとしないんだな、これが。でも、売れなきゃ引退になるから、売れて。
 
 
●ドリームズ・カム・トゥルー「朝がまた来る」

 作詞:吉田美和/作曲:中村正人
 (70万枚/年間25位)
 
 
●Hysteric Blue 「春~spring~」

 作詞/作曲:たくや
 (66万枚/年間27位)
 
 
●椎名林檎「ここでキスして。」

 作詞/作曲:椎名林檎
 
 
■音楽Topic 1999.01

 TVの『FAN』で奥田民夫が〈ひとり股旅〉の再現やってて、桑田佳祐にもこれやって欲しいなあ(しかも、ライヴハウス・レベルで)と思って、ふと気づいたけど、奥田民夫って、桑田佳祐なんだよな。最初、ユニコーンでコミックバンドだと黙殺されてもめげず、ヒット曲を連発してシーンに居座り、のちの本格風たたずまいで評価が一変したところなどそっくり。だから、桑田は奥田民夫を昔ホメてたのか、声がいいって。
 
 
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