1998年10月発売のヒット曲と話題

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SPEED「ALL MY TRUE LOVE」

 作詞/作曲:伊秩弘将
 (101万枚/年間13位)

 hiro(島袋寛子)「見つめていたい」とEriko with Crunch (今井絵理子)「冷たくしないで」が入った8thマキシシングル。ファンにはそっちがおいしかったかも。2年半8作目でのソロは90年代の感覚では早く、70年代なら当然。SPEEDではもともとソロ志向の強かったhiroとあと絵理子がメイン・ヴォーカルで、あとの2人はダンサー扱いだった。ボクがひと目で気に入った上原多香子は当初オマケだったんである。
 
 

くるり「東京」

 作詞/作曲:岸田繁

 話題の人たち。バンド名が奇妙だと思ったら、歌も奇妙。♪東京の街に出て来ました あい変わらずわけの解らない事言ってます 雨に降られて彼らは風邪をひきました 君がいない事 君と上手く話せない事 君が素敵だった事 忘れてしまった事 話は変わって今年の夏は暑くなさそう ついでにちょっと君にまた電話したくなった 君がいるかな 君と上手く話せるかな まぁいいか でもすごくつらくなるんだろうな~
 
 

hide with Spread Beaver「HURRY GO ROUND」

 作詞/作曲:hide
 (56万枚/年間41位)

 hideの遺作ということでのヒット。♪また春に逢いましょう~というフレーズがせつない。
 
 

L’Arc~en~Ciel「forbidden lover」

 作詞:HYDE/作曲:KEN
 (27万枚/年間79位)

 「snow drop」と同時発売。
 
 

SILVA「Sachi」

 作詞:SILVA/作曲:朝本浩文

 SILVAとしては、これがデビュー曲(過去に「高橋よしこ」としてデビューしている)。カップリングは「雨にうたう」。オリコンでは98位と微妙な成績ながら、深夜ラジオのトークが話題となる。『@llnightnippon.com』という番組名からわかるように、ニッポン放送が迷走しはじめた時期。思えば、ラジオ・パーソナリティ人気の歌手では最後ぐらいじゃないか。翌年、TVのヴァラエティ『すけスケシルバ』に進出。キヨピーですらゲストにきたSILVAを「ネーサン」と呼んでいた。
 
 
●森高千里「冷たい月」

 作詞:森高千里/作曲:高橋諭一
 
 
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