SMAP「どんないいこと」
作詞:大倉浩平/作曲:庄野賢一
(53万枚/年間63位)
『Portrait with No Name 』(96)で高橋幸宏がカヴァーした。ふだん、ジョージ・ハリスンとかカヴァーしてる人なのに。話題づくりだったんだろか。素直に認めてたのは知ってるけど。こうして聴くと、なるほど詞がユキヒロっぽい。この人、再生YMOのとき、細野さんや教授がドリカムをサンプリングしようとしたのを止めたんだけど、ドリカムはダメでSMAPはいいというのが高橋幸宏的判断ってことなんだろう。
●高橋幸宏「さえない気持ち」
作詞/作曲:高橋幸宏
●globe 「Joy to the love」
作詞/作曲:小室哲哉
(72万枚/年間47位)
■音楽Topic 1995.09
佐野元春が『ハートランドからの手紙#90』にこう書いている。「……ポップ・ソングとは、言ってみれば、世間からのこの ‘FAQ’ (頻繁に問われる質問事項)に対する、少しだけ気の利いた回答なのだと思う。……既成を押しつけるレコード会社や保守に凝り固まった恐竜たちに悪態をつきながら、どうにか意味のある一曲を生みだそうとしている、……聴き手にはおもしろがってもらえ。同業者からは盗まれるように作れ」
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