1987年12月発売のヒット曲と話題

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南野陽子「はいからさんが通る」

 作詞:小倉めぐみ/作曲:国安わたる
 (26万枚/翌年19位)

 「楽園のDoor」(87・01)、「話しかけたかった」(87・04)、「パンドラの恋人」(87・07)、「秋のIndication」(87・09)と出す曲、出す曲をチャートに送り込んだのが、この年の南野陽子。数だけでいったら、中森明菜よりも中山美穂よりも多い。ミポリンは順位でも押さえ込んでいる。

 じゃあ、ナンノの曲はいいかっていうと、2代目スケバン刑事としての人気におぼさってるだけ。そこで年末に出してきた「はいからさんが通る」で、転身をはかった。本質は女優なのだろう。
 
 
●渡辺美里「悲しいね」

 作詞:MISATO/作曲:小室哲哉
 (17万枚/翌年46位)
 
 
■音楽Topic 1987.12

 この冬の話題は、ヤクルトの長嶋一茂ドラフト1位指名と『光GENJIへ』。元フォーリーブスの北公次がジャニーズ事務所の内幕を暴露した、というか、社長のジャニー北川にホモられるぞ気をつけろと警告した。

 世のビデオ時代を受けて、ルパン三世もOAVが製作された。『風魔一族の陰謀』がそれだ。ニュー・ルパンと銘打ち、声優を一新、作画も変え、監督も立てず……結果は惨憺たるものだった。
 
 
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