1980年01月発売のヒット曲と話題

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渡辺真知子「唇よ、熱く君を語れ」

 作詞:東海林良/作曲:渡辺真知子
 (42万枚/年間24位)

 最後のヒット曲。歌を歌う人で、詞ではなく曲だけ自分が手がける人って、永ちゃん他あまりいない。ナツメロ番組に出たときに、それまでの自分の曲は暗いものばかりだったから、明るく大きく歌えるこれはうれしかったと語っていた。子供だったボクは(ああ……どうして、売れると、こういう曲を歌いたがるんだろう)と残念に思ったものだ。曲調の健全さについてけない。詞もまた、唇は熱く語るタイプのアイテムではないと思う。
 
 

松山千春「恋」

 作詞/作曲:松山千春
 (36万枚/年間34位)

 ボクの友人は、カラオケでは「長い夜」ではなく、こっちを歌ってた。♪それでも 恋は恋~ってやつですね。
 
 

杉良太郎「君は人のために死ねるか?」

 作詞:杉良太郎/作曲:遠藤実

 おばさまたちの心をつかんで離さない杉様。そのコンサートでは、下着をつけず、着物の合わせのあいだからわざとチラと見せるという噂もある。初の現代劇「大捜査線」のテーマ曲。

●小林幸子「とまり木」

 作詞:58万枚/年間13位)

●RCサクセション「雨あがりの夜空に」

 作詞:忌野清志郎/作曲:仲井戸麗市
 
 
■音楽Topic 1980.01

 20日。日曜夜9時から放映されていた『花王名人劇場』で〈激突! 漫才新幹線〉と題されて、3組のコンビが登場した。このなかの若手代表がB&Bであり、視聴率を獲ったことから、漫才ブームが巻き起こった。
 
 
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