あいかわらず、広末涼子がトークの絶好調ぶりを見せた。ともさかりえを同伴した『さんまのまんま』出演時のことだ。
2人とも甲子園球場が東京にあると思っていたというのを聞いて、明石家さんまに、
「キミら、アホか」
とツッコまれ、
「アホって言われてる。パーに」
と切り返した。広末涼子がともさかりえに言うような感じにしてね。
念のために解説しておくと、さんまの「アホちゃいまんねん、パーでんねん」という有名なキャッチフレーズにひっかけている。
このときの収録で、さんまが「パーでんねん」と言ったわけではないのに、さっと出てくるのは見事だ。そのかわり、広末涼子の返しを聞いて、すぐに「パーでんねん」が連想できない視聴者にはわからない。
ちなみに、明石家さんま自身は〈わからない〉層を笑わそうとやってきた芸人だ。
出演の目的じたいは、サザンオールスターズの原由子に作詞作曲してもらった「風のプリズム」が発売になることのPR。
明石家さんまはともさかりえといっしょになって、「大スキ!」やとくに「MajiでKoiする5秒前」がよかったと言って、口ずさんでいる。このあたりに80年代の男である明石家さんまの好みがよく出ている。
90年代の女である広末涼子は他にも、的確なツッコミを入れたりしていた。
●広末涼子「風のプリズム」
作詞/作曲:原由子
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