『ボクの妻と結婚してください。』の元ネタはたぶんコレだ

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 NHK BSでやっているドラマ『ボクの妻と結婚してください。』は余命が短いと宣告された主人公が残していく妻と子のために、結婚相手をさがすというストーリー。

 原作があるようだが、これとそっくりな設定のコメディが1964年のアメリカ映画にある。『花は贈らないで!』というのがそのタイトル。

 主演はロック・ハドソンで、奥さん役がドリス・デイ。ロック・ハドソンは自分がもうすぐ死ぬとカンちがいし、親友のトニー・ランドールに打ち明けたり、死んだアトの夫候補を物色したりする。

 トニー・ランドールの献身ぶりや候補者の行動のインチキぶりが笑いのタネになるわけだが、ドリス・デイが笑わせるパートも用意されている。

 双葉評では、☆☆☆★の評価だが、
「……ドタバタ喜劇のタッチで笑わせる。きわめて日常的なものから出発して脱線していくこのコメディは、日本のホームコメディなどとちがって、才気を十二分に感じさせる」
 とホメたあと、
「もうすこし歯切れのよい演出だったら」
 と、しめている。

 『ボクの妻と結婚してください。』の方は、主人公が笑いを愛し、それでTV局に就職したという設定だが、ドラマじたいは「泣き」で、あとは日常のこまかい描写みたいなものに重点をおいているような演出だ。

 ちなみに、こんなタイトルの歌がある。内容はぜんぜん関係ない。

  「花は贈らないで下さい」 ⇒ 詳細はこちら

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