詩人の谷川俊太郎が『情熱大陸』に登場。ちっとも、情熱っぽくない、ひょうひょうとしたスタイルで。
三好達治に見出されてから、ずっと日本で唯一、詩人としてやっていけている人と言っていい。そういや、『鉄腕アトム』の主題歌もこの人だった。
そんな人がナンセンスが好きで、あたりまえに反体制で、他人とあまりつるまないってのがうれしい。
昔はもっと、この国でも、反体制があたりまえだったんい、なんかだんだんそうじゃないような空気になりつつあるのは心強い。
政治家だって、言葉を使う職業のはずなのに、信用されていない人たち。
今上天皇と皇后陛下のように行動で示すかどっちだのにね。
あと、この国に根づかない文化に、ポエトリー・リーディングがある。そのようすがあたりまえのフリで放送されていた。
客にウケてた。
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