60~70年代のカッコいい女優・渚まゆみの音楽活動は鬼才ハマクラとのコラボ

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GOLDEN☆BEST 渚まゆみ 浜口庫之助を歌う

現在もラジオ番組にゲストで出れば、カッコよさの片鱗を聞かせてくれる渚まゆみ。女優としての活動は60年代後半から70年代前半がメインで、仁義なき戦いの第1作と第4作(頂上作戦)にも出演している。

ちょうど、そのころが音楽活動もピーク。珍盤奇盤アレコードの特集では欠かせない鬼才〈ハマクラ〉こと浜口庫之助がすべての作曲を担当している。きっかけは、渚まゆみが島倉千代子「愛のさざなみ」をタクシーで聴いて、この人に歌を作って欲しいと業界人にアプローチしまくって紹介してもらったことによる。

その上、29才になる1973年に当時56才の浜口庫之助と「自然に」結婚。27才差ということで世間は騒いだ。現在は1990年に逝去した夫・浜口庫之助の未発表音源などを整理している。発表音源ですら、アレコードとして知られる「Mr. TENG (ミスター天狗)」などがあるだけに、発表されたら、すごいことになりそうだ。

夫婦ゲンカをしても、翌日には、そのときの言い合いがレゲエになってたという夫・浜口庫之助とのエピソードが愉快。

また、高校中退し、16才でデビュー、映画『夕やけ小やけの赤とんぼ』(1961)で主演した「渚」まゆみの芸名は、山田耕作(音楽の教科書に載ってるあの人)というすごいエピソードの持ち主でもある。

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