ピテカントロプスと『Mute Beat TRA Special』

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 1985年発売

 NHK『ニッポン戦後サブカルチャー史』というのを連続放送していて、宮沢章夫がいいオッサン風に講師を務めている。

 80年代を2回で語るというムチャな構成の結果、極端に要約されているのがかえっておもしろい。「広告文化と原宿・渋谷物語」と題された第7回で取り上げられた音楽は、ピテカンがらみで、ミュート・ビートという割り切り方。

 番組で紹介されていたカセット・マガジン『Mute Beat TRA Special』(1985)は翌年、NYのインディーズから『Japanese Dub』のタイトルでリリースされ、のちにタイトルを『No.0 Vergin Dub』と変えて、CD化された。

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