2005年07月発売のヒット曲と話題

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忌野清志郎with井上陽水「愛を謳おう」

 作詞:三池崇史/作曲:忌野清志郎

 どういう風の吹き回しか、ン十年ぶりにコンビを組んでのリリース。『妖怪大戦争』主題歌。主演の神木隆之介(12才)が話題。2才からやってて芸歴10年、上戸彩と『インストール』で共演したあたりから、天才子役などと騒がれ出した。2人はいっしょに遊園地に行ったりもしたという。キヨシローは6月に『GREATFUL DAYS』というRCサクセションのベストが出た。なぜか「雨上がりの夜空に」が入ってないが、なかなか充実した内容。
 
 

PUFFY「はじまりのうた」

 作詞/作曲:アンディ・スターマー

 ポケモン主題歌だそうだ。なんかで聴いて、べつにいつものパフィーだよなあ。『Hi Hi Puffy Amiyumi』で世界的(というのは大げさでも、プリンセス天好的)スターになってる感じとかぜんぜん関係ないよなー、プロモーションでも。って思ってたら、近田春夫が似たようなこと書いてた。おれはそのアニメ見てみたいけどね。GLAYの妻ってだけでも、いじりがいがあるのに……最近古い録画見直してるせいもあって、つくづく思う。
 
 

SMAP「BANG!BANG!バカンス!」

 作詞:宮藤官九郎/作曲:コモリタミノル

 スマスマかなんかでチラッと見て、♪稲垣って名字の半分は ガキ ガキ ガキ~なんて歌詞にくだらねー歌歌ってんなと思って。どーせアルバム収録曲だろうと思ってたら、シングルと知って、SMAPなんか血迷ってんのかって心配した。したら、クドカンの作詞だったのね。悪気はないんだけど、相性悪いよな、この人と。歌詞は♪さあ 太陽と打ち合わせしよう~ってとこだけ合格。曲は手堅いけど、若すぎる。前作失敗の反動か?
 
 

グループ魂「本田博太郎 ~ magical mystery UPAAAAAAAAAA!!!!! ~」

 作詞:宮藤官九郎/作曲:富澤タク

 『僕らの音楽』で宮藤官九郎がSMAPの香取、稲垣と対談してた。クドカン、トークの才能はないな。番組で同時発売なんですといって、自分たちのバンドのシングルを紹介してた。詞のほとんどと〈暴動〉と名乗ってギターを弾いてるという。パンクっつってるけど、映ってたライヴも模様では表情の作り方が演劇人だ。ちなみに、ヴォーカルは〈破壊〉こと阿部サダヲ。「竹内力」につづく人名シリーズ。キューンレコードより第1弾。
 
 

モーニング娘。「色っぽい じれったい」

 作詞/作曲:つんく

 フラメンコ調の衣装で踊る27枚目のシングル。いまは吉澤ひとみがリーダーだそうだ。矢口真里と石川梨華が脱けて、久住小春という平成生まれの13才が新メンバーで加わった。つんくって、この手の顔好きやな、まえの新加入のときもこんな感じやったやん。もはや、そんな出入りには興味ないっていう人がほとんどだろう。でも、まあ、いちど見てみてくだい。後藤真希加入以前にもどってる。無個性B級。藤本美貴、ぜったい貧乏クジ。
 
 

GLAYxEXILE「SCREAM」

 作詞:SHUN, TAKURO/作曲:TAKURO

 たまたま実家で唯一のTV出演という、このコラボを見たら、うちの母親が「あれ、ええやん」と言ってた。そーゆーもんか。EXILEのHIROから1年半まえに申し出があって実現したロックとダンス・ヴォーカルの融合。曲作りにTAKUROが苦労し、20曲ボツが出たってことだ。見せ方としては、EXILEメインでTERUの比重が少ない。が、楽曲は、基本的にGLAYの歌謡曲テイストで、分量の多いダンス部分がオマケ。
 
 

後藤真希「スッピンと涙。」

 作詞:つんく/作曲:KAN

 同棲相手と別れる曲。評価が高い。どうということもない気もするが。
 
 

NEWS「TEPPEN」

 作詞/作曲:日比野裕史

 デビュー・シングル「希望~Yell~」から4作連続で初登場1位。発売直後の7月16日、メンバーの内が未成年飲酒により無期限謹慎処分。
 
 
■音楽Topic 2005.07

 16日。コシミハルのシアトリカル・パフォーマンス公演『ミュージックホール』:3人のバレリーナ、ダンサーとのコラボレーション+舞台デザインや照明に凝った劇場空間を提供。2003年冬に、ベルリン・ジャズ・フェスティバルの招待作品として上演された。http://www.daisyworld.co.jp/home.html
 31日。田中麗奈(25)が初エッセー『ユメオンナ』(講談社)の発売記念握手会。ラルク・アン・シエルのギタリストと交際の噂。
 
 
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