島谷ひとみ「元気を出して」
作詞/作曲:竹内まりや
あいかわらず、正体不明の女。昨今のカヴァー・ブームを取り入れましたはわかんねんけど、それでなんで竹内まりやがくるか。なんやろ、不景気やから「元気を出して」ってことか。アレンジは原曲に忠実だと山下達郎あご満悦そうであった。そういや、ボクの知り合いの女の子はいっしょにカラオケに行ったときに、中島美嘉が「接吻」をやったことに怒ってたなあ。自分の好きな曲だから、冒?されたように感じたんかねぇ。
RIP SLYME「JOINT」
作詞/作曲:RIP SLYME
はじめラジオで聴いたときは、やっぱリップスライムはよいね、と思った。TVでくり返し聴くうち、あの感想は前後の流れがあってのことで、昨年からくらべると、詞のクオリティがだいぶん落ちてるんじゃないかって気になってきた。スタイル重視のラップのライムはポーズがあるだけの口上(自己紹介ッスね)なんだが、リップスライムにはもっと歌謡曲情感があって好きだった。ねらってるとこは少しちがっても、口上に変わりない。
BON-BON BLANCO「バカンスの恋」
作詞:佐々木美和/作曲:大島こうすけ
ボンボンブランコってハズしてよねって、まえに見たときも思った気がする。TVで新曲を歌ってた。女性4人組っていう見せ方がもううんざり。それはモー娘のせいだから、彼女たちに責任はないとして、ラテン・アイドルって売りがね。パーカッション叩いたりして……芸人でも売れないやつほど+αで注目を集めようとする。ラテンが内側からわき出たものには見えない。事務所の押しつけっぽい。それって、ラテンからいちばん遠い心情だろ。かりに、変わったことしたいって方向性は認めるとしても、そのくせ、ヴォーカルはいまだにSPEEDぽいっていう。
Crystal Kay loves M-FLO「I LIKE IT」
M-FLO loves Crystal Kay「REEEWIND!」
M-FLOがひさびさの活動再開で、クリスタル・ケイを迎え、2つの作品となった。できあがりより、クリスタル・ケイの1人称が「クリ」なのが気になる。女がクリ言うたらいかんやろ。女性に人気があるらしく、ライヴの8割は女子ということ。
似たようなのでは、Cyber X feat. KEIKO「be true」というのがあって、小室の名前もなつかしい。こいつはアニメのプロモビデオがちょいとよかった。
■音楽Topic 2003.06
倉木麻衣が4thアルバム『If I Blieve 』のプロモーションで、キヨピーの番組に出てた。立命館大学産業社会学部3回生である彼女が近く学生主催でやる平安神宮のライヴの話をするとき、「お寺」と言ってた。実行委員なのに。倉木麻衣のヘタなしゃべりにつきあうのはしんどい。こんどのアルバムではスペイン語にチャレンジしたり、英語で台湾の女性歌手とデュエットしたりしてるんだが、おまえの勉強の成果発表なんか聞きたないわってなる。
「ケータリングといって」
という言い回しに代表される優等生ぶり。でも、エロいから、不思議。
⇒ t.A.t.u
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