宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」
作詞/作曲:宇多田ヒカル
(68万枚/年6位)
3月につづいて、5月にもシングルをリリース。順調に……と思いきや、突然の休養宣言。発売翌日にWebページで説明。
「だって初めて産婦人科に行って、いきなり腫瘍が見つかるなんて思わないじゃないっすか!」
島谷ひとみ「亜麻色の髪の乙女」
作詞:橋本淳/作曲:すぎやまこういち
(35万枚/年22位)
ヴィレッジ・シンガーズのカヴァー。CMソングで話題になってからのシングルカット。
堂本剛「街」
作詞/作曲:堂本剛
同月発売KinKi Kids名義の「カナシミ ブルー」に負けることわずか3万枚、SMAPとは1万枚も変わらないセールスを記録した堂本剛のソロ名義シングル。マッチ~ヒガシにつづく正統派ジャニーズ・アイドルという評価だけど、ついに出たオタク・アイドルって感じ。ちっとも、アイドルって楽しそうという感じがしない。なのに、売れてる。
BoA「Don’t start now」
作詞:海老根祐子/作曲:Peter Rafelson、Jeff Vincent
韓国なまりのBoA は経済学の本がお好き。
SAYAKA「ever since」
作詞:奥田俊作/作曲:松岡トモキ
松田聖子の娘=沙也加がついにデビュー。いきなりドラマとタイアップ、本人作詞。作曲はブリグリの奥田俊作。母娘でカレーのCMなんかをやってる。父親(神田正輝)似の顔はボク好みじゃない。アイドルとしては、たいしたことないんじゃないか。母親ゆずりの根性があれば、べつだけど。ライヴに出したりしたせいか、少しまえからデヴューが取り沙汰されてた。モー娘に入れたがってるって噂もあったなあ。
松田聖子が歯科技工士とつきあったりしてたころに(娘の歯医者についていってて、この人だって思って結婚してしまうところがすごい)、アメリカの学校に入れてどうのこうのって。
上原多香子「GLORY-君がいるから-」
作詞:渡辺なつみ/作曲:菊池一仁
ボクの好きな上原多香子は雑誌の写真で見たけど、たくましくなって、大人になって、そのぶん、上原多香子的魅力は軽減されたように思う。
山下久美子「恋が死ぬ」
作詞:田島由紀子/作曲:三宅修一
3年ぶりのシングルだったが、このあと、次が出なくなってしまう。タイトルが少々縁起悪かったか。カップリングは「ビタミン」なんだけどね。こちらは作詞:松本隆/作曲:掘込泰行。なんで本人が詞を書かなくなったんだろ。どちらも翌月発売のアルバム『ある愛の詩』収録。アルバムは高野寛プロデュースで、さまざまな作家から楽曲提供を受けている。本質はシンガーだから、正しいあり方とも言えるんだけどね。
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