KinKi Kids「愛されるより 愛したい」
作詞:森浩美/作曲:馬飼野康二
(113万枚/翌年8位)
作家チームが代わった2ndシングル。理由は不明。馬飼野康二は70年代アイドル歌謡の常連。そういう伝統的な意味での評価もあった。また堂本剛は伝統的なジャニーズ顔と言われる。堂本光一は少女マンガ・キャラ。紅白出場はおなじ事務所のTOKIOがもっていき、ファンは憤慨していた。Kinkiをキワものだと思ってた――だって名前が――ボクはなにを怒ってるんだろうと不思議だった。
大滝詠一「幸せな結末」
作詞/作曲:大瀧詠一
(81万枚/翌年24位)
12年ぶりのシングル。月9ドラマ『ラブジェネレーション』主題歌。
音楽業界でリスペクトを受けるには、ヒット曲をもつことが条件だ。大瀧詠一の場合、加えて理論家の側面に由来するリスペクトがある。ボクは大瀧詠一のノヴェルティ色の強い歌が好きで、スウィートな楽曲はそれほどでもない(たまに、すごくいいと思えることがあるけど)。大瀧詠一が強いのは、かりにピンとこない曲があったとしても、「きっと裏づけがあってやってることなんだろう」と聴き手に思わせる音楽理論をもつところだ。
●SIAM SHADE「1/3 の純情な感情」
作詞/作曲:SIAM SHADE
(69万枚/翌年31位)
●広瀬香美「promise」
作詞/作曲:広瀬香美
(54万枚/翌年45位)
●森高千里「SNOW AGAIN」
作詞:森高千里/作曲:高橋諭一
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