桑田佳祐&Mr.Children 「奇跡の地球」
作詞/作曲:桑田佳祐
(171万枚/年間7位)
なんかのチャリティ・ソングのはず。すでに、ミスチルはブレイクはしていたものの、業界的地位からするとアンバランスな組み合わせ。小林武史がらみで知ったのだろうが、桑田佳祐の着眼の早さはすごいものがある。結果的に、ミスチルの長期人気を後押しした。桑田佳祐はいつだか「ミスチルとかシャ乱Qはズルイよね。サザンが開拓したフィールドでさぁ」という意味のコメントをしてた。歌謡曲的に通用するロックって部分で。
布袋寅泰「Poison」
作詞:森雪之丞/作曲:布袋寅泰
(89万枚/年間34位)
男子がカラオケでよく歌っておりましたが、この人がソロでやるときはどうもピンとこない。BOφWYにかぎらず、脇にまわったりプロデュースするときの方が作曲の才能もぜったい冴えてると思う。それは歌がヘタだとか作詞の才能はいまいちだといった部分的なことではなく、この人のもっているこだわり=ロックのイメージの陳腐さのせいだと思う。激しくやればやるほど『北斗の拳』的滑稽さをボクなどは感じてしまう。
●小沢健二「カローラⅡにのって」
作詞:佐藤雅彦/作曲:内野真澄
(82万枚/年間42位)
●trf 「CRAZY GONNA CRAZY」
作詞/作曲:小室哲哉
(158万枚/年間11位)
■音楽Topic 1995.01
17日早朝。淡路・神戸大地震(通称・阪神大震災)発生。
20日金子信雄死去。
佐藤奈々子復活。日向敏文プロデュースでアルバム『Fear and loving』 を発表。70年代にユニークなソロ活動をしたあと、80年代のニューウェーヴ・バンド=スパイを経て、パリでカメラマンをしていた。ここ最近は佐野元春がらみでときおり名前が出ていた。全編英語の今作はオーソドックスな〈洋楽〉でジョニ・ミッチェルのシンガー・ソングライターを思わせる。
『Fear and loving』 ⇒ 詳細はこちら
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