⇒ ORIGINAL LOVE「接吻 kiss 」はポップ・ミュージック史に残る名曲
藤井フミヤ「TRUE LOVE」
作詞/作曲:藤井フミヤ
(121万枚/翌年11位)
トータルでダブルミルオンを記録した元チェッカーズの藤井フミヤによるソロ一発目。人気バンドのヴォーカルによるソロ活動は明暗分けることが多い。これは大成功だった。だけでなく、藤井フミヤはセルフ・イメージを少しずつ修正していって、とくにそのアーティストぶりっ子には、ナンシー関がさんざんかみついていた。ボクもソロ後はどうも……。楽曲は元チェッカーズ・ファンのマダムを中心ターゲットとしたバラード中心。
ZARD「きっと忘れない」
作詞:坂井泉水/作曲:織田哲郎
(53万枚/年間53位)
累計87万枚売った10thシングル。ファンの声を聞くと、ZARDの魅力は共感を呼ぶ詞であることが多い。坂井泉水の詞は奇をてらったものではなく、日記をつけたりするオセンチな女子高生あたりなら、書いても不思議ではないものだ。技術の未熟はプロが添削することも可能だろう。坂井泉水でなくても書ける詞だということが作詞家・坂井泉水の特徴なのだ。そこが認められた理由として、本人の思惑はどうなんだ?
NOA 「今を抱きしめて」
作詞:白鳥瞳/作曲:Yoshiki
(58万枚/翌年35位)
仙道敦子と吉田栄作のユニットNOA によるデュエット・ソング。自分たちが主演したドラマ『徹底的に愛は…』の主題歌。
X JAPAN「Tears」
作詞:白鳥瞳/作曲:Yoshiki
(45万枚/翌年50位)
トータルセールスは83万枚。
■音楽Topic 1993.11
体調不良を押して、61本というハードスケジュールだった〈Lucky7 LIVE〉 最終日の東京厚生年金会館で、森高千里が最後「コンサートの夜」を歌いながら泣いてしまったのは有名。このエピソードのせいで、ありがちにも思えた同曲は名曲になった。アルバム未収録の「ライター志望」も入ったDVDはMC(あまり得意じゃない)も入っていて、「初公開かな。すごい汚いでしょ」とツアー日記帳を披露している。「そりゃ見えないよね」
15日~新宿武蔵野館では、マルクス兄弟『我輩はカモである』をレイトショウ上映。この伝説的コメディがちゃんと上映されるのは、戦後初だ。
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