Kuwata Band 「Ban BAN Ban」
作詞/作曲:桑田佳祐
(45万枚/年間4位)
原由子の妊娠によって、サザンを活動休止にした桑田佳祐のソロ活動。もっと身軽に新人バンドのように活動したかったと語っている。現実には、サザン解散を考えていたという裏話もあり、とにかく、いろいろと行きづまっていたことはまちがいない。そこで、失敗してもかまわない気楽さでふっきれたか、わかりやすいサビでスマッシュ・ヒットとなった。サビ(英語)の意味が不明なんだ。だれか教えてくれ。
TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」
作詞:亜蘭知子/作曲:織田哲郎
(31万枚/年間16位)
キリンビールのCMソングはデビュー曲の「ベストセラー・サマー」もそうだったが、売れたのはここから。ちょうどサザン休止中に夏の風物詩という指定席をゲットした。当時はキライだったな、TUBEって。なんで、こんな脳みそとけてるような歌のニヤついたやつらが売れてんねんって。いまはそんなキライでもない。同時期の佐野元春のシングルとタイトルがかぶってた。
米米CLUB「Shake Hip!」
作詞/作曲:米米CLUB
(万枚/年間位)
米米でいちばん好きな曲。カラオケで周囲の人間の音楽知識があまりないとき、米米を歌っていれば、納得してもらえて、座もシラケない時代があった。90年代の中期ぐらいまでだ。「でぃぇぃぇぃ」や「mamama……」といったあたりがカラオケ心をくすぐる。なにより、盛り上がるし。
クレージー・キャッツ「実年行進曲」
作詞:青島幸男/作曲:大瀧詠一
〈実年〉はこのころ無理やり作られた言葉で、すぐ死語になった。これはたしかCMソングだったはずで、『シャボン玉ホリデー傑作選』といい、ちょっとしたリバイバル・ムードの年だった。さらに、東宝から『クレージー・キャッツ Deluxe』も出た。映画名場面集というと、つまらなそうに感じるかもしれないが、そこは大瀧詠一編集ゆえに、MTV感覚、言ってみれば、クレイジー版『ザッツ・エンタテインメント』だ。
■音楽Topic 1986.04
岡田有希子自殺。
さらには、28日。チェルノブイリで原発事故があった。これがソ連崩壊のきっかけになったとも言われるほど、大規模かつ深刻な事故だったが、当時〈鉄のカーテン〉と言われていたソビエトからはほとんど情報がなかった。
『花嫁人形は眠らない』4月26日放送の第3話「月の砂漠」は田中裕子と小泉今日子の入浴シーン。
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