松任谷由実「守ってあげたい」
作詞/作曲:松任谷由実
(67万枚/年間10位)
曲調や〈あげたい〉って語尾にゴマ化されるが、女が男を守ろうっていう上から目線の詞。男としては言われてみたい。80年代前期ユーミンの代表的なヒット曲。
近藤真彦「ブルージーンズメモリー」
作詞:松本隆/作曲:筒美京平
(59万枚/年間11位)
T.C.R.横浜銀蝿R.S.「羯徒毘路薫’狼琉」
作詞:翔/作曲:Johnny
(32万枚/年間44位)
タイトルの漢字使いがツッパリの美学ね。〈ツッパリ〉は死語になってしまって、不良学生をさす俗語は関西弁の〈ヤンキー〉が残った。
岩崎宏美「すみれ色の涙」
作詞:万里村ゆき子/作曲:小田啓義
(31万枚/年間45位)
アイドルがどんどん出てきた時期に一線を画す立ち位置でヒット曲を放っていた女性シンガー・岩崎宏美の代表曲。
杉田かおる「鳥の詩」
作詞:阿久悠/作曲:坂田晃一
♪鳥よ 鳥よ 鳥たちよ~と複数形に変化する以外、基本〈鳥〉しかサビで言ってない歌。作詞家としては作業効率がいい。曲の方は学校唱歌的。
木村友衛「浪花節だよ人生は」
作詞:藤田まさと/作曲:四方章人
(25万枚/84年40位)
3年越しでヒットした演歌。
●河合奈保子「スマイル・フォー・ミー」
作詞:竜真知子/作曲:馬飼野康二
山下久美子「とりあえずニューヨーク」
作詞:近田春夫/作曲:筒美京平
近田春夫が憧れの筒美京平と組んだ作品のひとつ。山下久美子的には、オマケ的な扱いで、オリジナル・アルバムにも収録されていない。
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