松崎しげる「愛のメモリー」
作詞:たかたかし/作曲:馬飼野康二
(48万枚、年間18位)
これとか「人間の証明」とかタイトルが大げさすぎて、ひょっとしてコミックソングかと思いますね。歌詞も♪美しい人生よ かぎりない喜びよ/この胸のときめきをあなたに/この世に大切なのは/愛し合うことだけと/あなたはおしえてくれる~だからね。本人がコミカルなタレントになることで、声量も含め、味わいがパロディ的になった。ジャケ写の顔がマヌケ。
ジョー山中「人間の証明」
作詞:ジョー山中/作曲:大野雄二
(43万枚、年間23位)
ここにフラワー・トラベリン・バンドのヴォーカルが登場する。作曲は大野雄二、詞は西条八十「帽子」を角川春樹が英訳、ジョー山中が英語の詞にした。「お母さん、僕のあの麦藁帽子、どこへ行ったんでしょうね」というCMがさんざん流れた同名映画の主題歌。これと『野生の証明』が角川映画のスタートであり、メディア・ミックス戦略と呼ばれた。出版社が映画を作って、文庫本を売るやり方。
■音楽Topic 1977.08
エルヴィス・プレスリー死去。ロックンロールを広めた最大の功労者。
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