大塚愛「Happy Days」
作詞/作曲:愛
(15万枚/年間54位)
よくも悪くも話題の大塚愛。TVなどの展開を見てると、あまり好きになれない感じか。でも、彼女、しぶといタイプと思う。この曲なんて、まるで、つんくがモー娘あたりに書いたような作品に仕上がってる。この若さで、それが自作曲だっていうんだから、ちょっとズッコケる。スタッフ・ワークもあるのかしれないが、彼女がどう自分を対象化しているのかに興味ある。こういう声にエフェクトかける曲には弱い、おれ。
SOUL’d OUT「Magenta Magenta」
作詞:Bro.Hi, Diggy-MO’/作曲:Diggy-MO’, Shinnosuke
音楽雑誌orファッション誌風のジャケットが印象的。前作、前々作と近田春夫が『考えるヒット』でずっとホメてる人たちだ。音がカッコいいと言って。音楽好きたちに受けてるらしい。
ぜんぜん関係ないけど、「DANCEHALLIC」を出したPUSHIN(プシン)って、雰囲気がもんたよしのりに似てる。ヒップホップ系のなかでも歌唱力が高いと言われる歌姫で、その歌唱もまた、もんたよしのりに似てる。
藤井隆「わたしの青い空」
作詞/作曲:堀込高樹
最初、ラジオで聴いたときは(パッとせんなあ)と思ったが、あとあとTVで見たら、まあまあ、よかった。藤井隆は意図的に80年代の路線をねらってるのだと思うが、だとしたら、やはりサビで盛り上がる歌謡曲の感じがないと。そうでなかったら、キリンジ名義で出せばいいわけやからね。藤井隆は歌のときはいつものキャラとちがってマジメを売りにしてるけど、作品はどこか藤井隆寄りになってしまってる。
RIP SLYME「GALAXY」
作詞:RYO-Z・ILMARI・PES・SU/作曲:DJ FUMIYA
(9万枚/年間96位)
リップはちょっと調子を取り戻した感じだ。長距離ランナーになるのはむずかしいことなんだろう。nobodyknows+なんかを見てると、ラップもおわったんだねと思う。キャラクターがまえへ出て、実質はフォーク。いま若者はアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)あたりを聴いているのか。でも、音はハードでも「ループ&ループ」も実質はフォーク。サザンは
■音楽Topic 2004.07
20日。大塚愛「さくらんぼ」が着うた史上初の100万ダウンロードを達成したんだとか。
異常な暑さと集中豪雨による被害。まったく、地球がおかしくなってるとしか思えないような日々だった。もっとも、40℃を超えた東京の暑さは六本木の開発など人災面も大きい。
カンヌ映画祭で最高賞となったマイケル・ムーア監督によるブッシュ政権批判の映画『華氏911』は6月末より全米公開され、ドキュメンタリーとしては異例の興行収入をあげた。
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