JUDY AND MARY 「そばかす」
作詞:YUKI/作曲:恩田快人
(103万枚/年間18位)
ジュディマリの代表曲。ボクは「Over Drive」の方が好き。ラジオでテーマソングに使ってた。ま、ほとんど区別がつかないっちゃあ、つかないんだよ。あっちの作曲はTAKUYAだけどね。YUKIは女心を詞にするのがうまいと言われるけど(女性がヴォーカルのバンドはたいてい言われる)、「そばかす」の元ネタは『キャンディ・キャンディ』だろう。それをロックの詞にしたのが賢い。
ウルフルズ「バンザイ~好きでよかった~」
作詞/作曲:トータス松本
(51万枚/年間46位)
「ガッツだぜ!」のあと、これで手堅く人気を確保したときは見事だと思った。こういう不器用な愛系の歌はウケるんだ。カッコつけることはできないけど、というカッコつけ。ウルフルズのセンスは関西の二枚目ってことである。地方の人間にはわからんかもしれないけど、「大阪ストラット」にしても、カッコつけの世界なのだ。吉本を中心に笑いのアイドル化が進行したのと状況的にはリンクしてる。
Mr.Children「名もなき詩」
作詞/作曲:桜井和寿
(230万枚/年間1位)
この時点では、歴代9位のヒットだった。それほどの楽曲とも思えず、ようするにミスチルのアーティスト・パワーによるもの。
THE YELLOW MONKEY 「JAM」
作詞/作曲:吉井和哉
(60万枚/年間39位)
「乗客に日本人はいませんでした」といった歌詞が和田になっていたが、この手のツッコ未はわりに、この歌以前からされていたので、なんだかなーと思った。
●森高千里「So Blue」
作詞:森高千里/作曲:伊秩弘将
■音楽Topic 1996.02
2日、「胸さわぎを頼むよ」の発売日に『BANG!BANG!BANG!』(フジテレビ)で、最後に絵に描いたような逆転勝ちを決めた木村拓哉は「だてにキムタクやってませんから」と発言。ロン毛(女みたいな長髪)=キムタクだった時代だ。この後しばらくして、ボクは〈大人〉がSMAPについて語るのを目の当たりにすることになる。「曲が70年代テイストなのが我々の世代にはなつかしいし、若い子には新鮮なんでしょうね」などと。
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