五木ひろし「そして…めぐり逢い」
作詞:荒木とよひさ/作曲:中村泰士
(32万枚/年間26位)
ポイントは接続詞「そして」。
菊地桃子「青春のいじわる」
作詞:秋元康/作曲:林哲司
デビュー曲。雑誌『MOMOCO』のイメージ・ガールとして芸能界入り。3月公開の『パンツの穴』に主演した。タイトルほどにはいやらしくないのが、TVで見た中学生には不満だった。たとえば、『台風クラブ』は裸にならなくても、工藤夕貴が学校サボッてオナニーする。大人には菊地桃子と岡田有希子の区別がつかないと言われた。似てないのに。で、自分が大人になったとき、悟った。子供はヒマだから、ちがいがわかるんだ。
高橋幸宏「四月の魚 Poisson D’Avril」
作詞:高橋幸宏、Peter Barakan、Pierre Barouh/作曲:高橋幸宏
主演映画のテーマソング。
RCサクション「すべてはALRIGHT(YA BABY)」
作詞:忌野清志郎/作曲:春日博文
ストレートなメッセージが響く1曲。
とんねるず「青年の主張」
作詞:秋元康/作曲:見岳章
(万枚/年位)
『夕ニャン』スタートに合わせてリリースされた、とんねるずの2曲目。彼らの芸風の根底にあるのは、青年の主張的部分で、10代男子の支持が圧倒的だ。『オールナイトフジ』は関西その他放送されていない地域があったが、『夕ニャン』はおニャン子との相乗効果で、オジサン週刊誌までがとんねるずの特集を組むまでになった。わけのわからない若者風俗みたいな扱いで。
■音楽Topic 1985.04
とんねるず『オールナイトフジ』を女子高生に応用して、夕方の番組にしたのが『夕やけニャンニャン』(85年4月~)で、おニャン子クラブというアイドル・グループを世に送り出した。
レコードの売上げをアフリカの難民のために役立てようという「ウイ・アー・ザ・ワールド」が大ヒットして、関係者を喜ばせた(日本は31万枚)。主導したのは、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソン。大物たちがワン・フレーズずつ歌うのがミソ。目立ってたのは、ブルース・スプリングスティーン、スティービー・ワンダー、そして、シンディ・ローパー。これ以降、大型のチャリティ・イベントが増え、エイドと呼ばれた。
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