1980年11月発売のヒット曲と話題

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五十嵐浩晃「ペガサスの朝」

 作詞:ちあき哲也/作曲:五十嵐浩晃
 (42万枚/翌年30位)

 ボクの『ザ・ベストテン』体験を象徴する歌で、もっとも初期にラジカセに録音した曲のひとつ。子供だったから、♪そう あの日から~のところで曲調が変わる感じに惹かれた。歌詞も必死に聞き取りして、〈あなたとは コイト言えない〉のコイトがずっと謎だった。前後からニュアンスは判断できるが。小糸って? 答えは〈恋と〉。だから、〈友だちでいたい〉のか。発音のせいか? ちなみに、北海道出身。編曲は鈴木茂だった。
 
 

山口百恵「一恵」

 作詞:横須賀恵/作曲:谷村新司
 (27万枚/翌年50位)

 11月19日に、三浦友和と結婚。その後、メディアにいっさい登場しない引退の姿勢は見事で、伝説化に拍車がかかった。
 
 

柏原芳恵「第二章・くちづけ」

 作詞:阿久悠/作曲:大野克夫

 編曲は後藤次利。
 
 
●サザンオールスターズ「シャ・ラ・ラ」

 作詞/作曲:桑田佳祐
 
 
■音楽Topic 1980.11

 6月の『夜のヒットスタジオ』で、はじめてTVに出演。「テクノポリス」と「ライディーン」を演奏したYMO。その映像は、バックに海がかぶさったりしてピントのズレた〈テクノ〉だった。ゴールデン・タイムにくわえタバコで黙々とセンセベースを弾く細野晴臣の姿が真のテクノの勇者だろう。11月8日には、ついに『YMOスペシャル』なる番組まで放送された。A&M内にあるチャップリン・メモリアル・スタジオから宇宙中継。
 
 
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