田原俊彦「ハッとして!Good」
作詞/作曲:宮下智
(46万枚/年間22位)
松田聖子と共演したグリコのCMソング。2人をセット売りしようみたいなムードがちょっとあった。世間でも、〈トシちゃん〉の認知が確定的になった。
三原順子「セクシー・ナイト」
作詞:亜蘭知子/作曲:長戸大幸
(17万枚/年間82位)
『3年B組金八先生』からは、たのきんトリオだけではなく、不良少女役の三原順子が世に出た。役柄そのままのイメージ戦略。
チャゲ&飛鳥「万里の河」
作詞/作曲:飛鳥涼
(46万枚/翌年26位)
のちのCHAGE&ASKAから思うと、これが彼らのデビュー作というのは、想像を絶する。存在がビッグになり、いろいろなニュースになると、あれこれ、からかいたくなるが、このころはけっこう好感度高かった。デュオ・グループはいくつかあったけど、狩人なんかとくらべても新鮮だった。それと、あとづけっぽい理由だけど、フォークのたたずまいのなかにも、飛鳥の歌謡曲センスがすでにひそんでたってことか。
♪遠く 遠く どこまでも遠く
ってのは、耳に入ってくるのよ。
10年以上たって、すっかり大物になった飛鳥もといASKAが「陰陽がどうのこうの」みたいなサブカルチャーなことを一時期よく話してて、平沢進に冗談のタネにされてた(表面的には、ヒラサワな話題と共通してたわけ)。
んー、ここらがやはり分岐点なのか。
「OK!マリアンヌ」がパイパスとなって、この秋にはじまる漫才ブームとヒラサワをつなぐのだな。
●雅夢「愛はかげろう」
作詞/作曲:三浦和人
(53万枚/翌年13位)
●沢田研二「酒場でDABADA」
作詞:阿久悠/作曲:鈴木キサブロー
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