中村雅俊「ふれあい」
作詞：山川啓介／作曲：いずみたく
『われら青春』（日本テレビ）でデビューした中村雅俊、主題歌がいきなりミリオンセラーとなった。新しい青春スターの誕生である。ドラマの中でも、水色のジャージでギターかかえて歌ってて、カッコいいんだかなんなんだか。中村雅俊＝「ふれあい」になってしまい、ちがうドラマに出ても歌ってたという。歌は特徴のないフォーク。青春＝ラグビーを定着させたドラマの影響力の方が大きい。
敏いとうとハッピー＆ブルー「わたし祈ってます」
（34万枚／翌年26位）
コーラス・グループの中でも、ホスト系お水度の高い人たち。まあ、はじめて接する人間だと、まず、〈敏いとうとハッピー＆ブルー〉というネーミング・センスに、どうしていいかわからなくなるだろう。クール・ファイブほどクドくはないけど、またちがうクサ味がある。息の長いグループで、元・巨人の柳田（ともう１人）がのちにメンバーになる。知ってる？ 巨人打線。柴田、土井、張本、王、柳田、高田、河野、吉田、堀内。
よしだたくろう＆かまやつひろし「シンシア」
シンシアというのは、当時の人気アイドル＝南沙織のことである。歌にされるぐらいになれば、たいしたもんだ。
■音楽Topic 1974.07
細野晴臣はキャラメル・ママを発展的に解消させ、メンバーの４人に矢野誠、鈴木章子を加え、ティン・パン・アレイという名のプロジェクト・チームを作る
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