りりィ「クイズの賞金」
海外レコーディングが話題の五輪真弓デビュー・アルバム『少女』が出るなど女性シンガー・ソングライターという存在が注目させるようになった。そんなとき、必ず名前が挙げらるのが、五輪真弓よりまえに登場していた、りりィである。名前が水商売臭い。タイトルだけ聞くと、コミック・ソングみたいだが、ハスキー・ヴォイスと感傷的な歌詞が売りだった。この年出た１stアルバムのタイトルは『たまねぎ』……泣けるって意味か？
●水前寺清子「昭和放浪紀」
■芸能＆音楽Topic 1972.10
1日、『シャボン玉ホリデー』終了。61年6月にはじまった日本でいちばん有名なヴァラエティ番組は「スーダラ節」のヒットで視聴率が跳ね上がり、植木等のお呼びギャグを生んだ。内容的にはとっくにおわっていた。
『リブ・ヤング』（フジテレビ）に初登場したキャロルの方がよっぽど事件だった。翌年1月発売の3rdアルバムのため、はっぴいえんどはロスアンジルスに向かう。海外レコーディングがまだ一般的ではない時代だ。
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